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平野side
「…ますかー？……って、、をやって…」
「…か…、、した…」
誰…
ぼんやりとした意識の中、靄のかかったような視界の中に人がいるのがわかる。
俺を覗き込みながら何か言ってるけどうまく聞き取れない。
「平野さーん、…りま……かー？」
なんて言ってるの？
平「…ぅ、、ぁ…」
頑張って口を開いて話そうとするけどうまくいかない。
なんで声が出ないんだろう。
看「先生これを」
医「ありがと。平野さん、少しチクッとしますからね」
なんとなく腕を触られてる感覚はあるけど、痛みなんかなにも感じなくて。
俺どうしちゃったのかな。
息がしづらい。
顔が熱い。
このまま眠ってもいいかな。
医「…のさん、しっかり！」
平「…ぁ…い…」
ボーッとする意識の中、ゆっくりと暗闇に飲み込まれてそのまま真っ暗になった。
・
永「しょおっ！」
廉？
マ「平野！」
マネさん？
目の前は真っ暗なのに２人の声がする。
医「高熱はしばらく続くと思います」
永「続くってどのくらい…」
廉たちが何かを話してて、俺は遠くでその声を聞いている。
そろそろ目開けてもいいかな。
平「ん…」
永「しょおっ！」
マ「平野っ…よかった」
目の前には廉とマネさん。
あと、先生…かな。
医「平野さん、ご気分どうですか？」
平「…(コク)」
医「気持ち悪さはないですか？」
平(コク)
声が出せなくて、必死に頭を動かして答えた。
永「よう頑張ったな。まだ熱高いししんどいやろ」
平「……ぇ……ん」
永「ん？」
平「…れ……ん…」
永「どうした？」
平「はぁっ…はぁっ…」
一言話しただけなのに息が上がる。
まだ熱が高い証拠だ。
平「お…れ……どぅ…し、、た…の？」
永「うん。まずここは病院な。しょおずっと熱高かったやろ？で、なかなか下がらんから病院に連れてきたんよ」
平「…はぁ……うん…」
永「さっき診察終わって、今病室。しょおさ……いや、なんでもない…。しんどいやろ。まだ寝とき」
平「…はぁ…はぁ……ん…」
廉が口籠ったことは気になったけど、とりあえずしんどくてそれどころじゃなかったから、言われるがままに目を閉じた。
顔が熱くて体がだるくて頭はガンガンする。
早く楽になりたい。
永「しょお、ごめんな」
意識がフェードアウトしていく最中、廉がそう言ったのにも気付かずに、そのまま意識をシャットダウンさせた。
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晴はる(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲さん» メッセージありがとうございます！色々と読んでいただけてて嬉しいです(*^^)vそこで笑ってくださったんですね！皆さんそれぞれ笑うシーンとかも違うと思うのでお話聞くのも楽しいです！またよろしくお願いします〜(^O^) (2023年1月16日 15時) (
レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲(プロフ) - 他の作品…こちらも拝見しました！紫耀くんがダンスを頑張ってて、お休みになって…廉くんと出会ったシーンが面白くてまた吹き出しちゃいました(笑) また読んできます〜。 (2023年1月16日 15時) (レス) @page45 id: fb7906ce13 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントありがとうございます。初の試みでなかなかうまく書けず難しかったですね…。king３人で何か書けないかなぁと思ったらこんな感じになりました(^^;２６章もお世話になりました。２７章もよろしくお願いします。 (2020年10月23日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» 過去話読みました。まさかれんかいが従兄弟関係だったとは意外です。kingの3人は子供の頃に会ったことあったんですね。king3人の友情はとても強いものだと感じました。紫耀くんはダンスを頑張り続けて良かったですね。26章、お疲れ様でした。27章目も頑張ってください。 (2020年10月23日 0時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - king_shoさん» king_shoさん、再びリクエストありがとうございます！盲腸ですね。お話考えてみます！ (2020年10月16日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年9月10日 7時
