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永瀬side
永「…ん」
あれ、ここ……俺のベッドか。
そうや、スタジオいたらだんだんしんどなってきて。
なんか…俺の服から紫耀の匂いする。
ガチャ
岸「あれ、れん起きたの？」
永「…優太」
声のした方に顔を上げると、優太がいろいろ抱えながら部屋に入ってきた。
岸「体調どう？」
永「だいぶマシなった…。でもなんで優太……風邪は？」
岸「おう。俺はもう回復したから。廉まで倒れたって聞いてまじびびったわ」
永「迷惑かけてごめん」
岸「なに言ってんだよ。俺らの看病ありがとな」
そういうと、ニカっといつもの笑顔を見せてくれた。
優太が元気になっててよかった。
他のみんなも大丈夫なんかな。
永「みんなは？」
岸「海人はいま玄樹が見てる。玄樹もかなり回復してもう大丈夫そうだよ」
永「えっ…待って。玄樹も体調崩したん？」
岸「あっそっか。知らねーもんな。あいつも熱出してぶっ倒れてさ」
永「まじかよ」
この家どうなってんねん。
一気にみんな体調崩しすぎやろ。
岸「じんもかなり回復したかなぁ。これもしょうの看病のおかげだから感謝しないと」
永「しょお……ん？しょおは？」
岸「あっ……えっと…」
明らかに目が泳ぎ始めた。
優太は嘘を隠せんタイプやから相当わかりやすい。
永「なに？ちゃんと言って」
岸「その……でもこれは…」
永「ええから言えって！」
岸「…あーーもうっ！わかったよ！…実は…しょうもぶっ倒れてさ」
永「…は？」
ぶっ倒れた？
紫耀が？
岸「看病で徹夜したみたいですごい顔してたし…嫌な予感はしたけど案の定な…」
永「あんのアホっ…また無理したんか」
岸「今は部屋で寝てるから安心して」
永「熱は高いん？」
岸「んー…まぁまぁかな…。大人しく寝てれば大丈夫だと思うけど」
永「わかった。よいっしょ」
岸「えっ！寝てなって！」
紫耀が倒れたって聞いたら、本能的に体が動くようになってしまった。
どれだけ自分が辛くてもな。
永「しょおのとこ…行ってくる…」
岸「だからダメだって！俺らが見てるから！」
永「落ち着いて寝てられへんから。様子だけ見たい」
岸「…はぁ…ったく、、ほら乗って」
永「ありがとう」
差し出してくれた背中に身を預けて、隣の部屋まで連れて行ってもらった。
自分で歩いて行くつもりやったけど、思った以上に体が重くて無理や。
早く様子を見て安心したい。
不安でざわざわした胸を必死に落ち着かせた。
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晴はる(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲さん» メッセージありがとうございます！色々と読んでいただけてて嬉しいです(*^^)vそこで笑ってくださったんですね！皆さんそれぞれ笑うシーンとかも違うと思うのでお話聞くのも楽しいです！またよろしくお願いします〜(^O^) (2023年1月16日 15時) (
レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲(プロフ) - 他の作品…こちらも拝見しました！紫耀くんがダンスを頑張ってて、お休みになって…廉くんと出会ったシーンが面白くてまた吹き出しちゃいました(笑) また読んできます〜。 (2023年1月16日 15時) (レス) @page45 id: fb7906ce13 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントありがとうございます。初の試みでなかなかうまく書けず難しかったですね…。king３人で何か書けないかなぁと思ったらこんな感じになりました(^^;２６章もお世話になりました。２７章もよろしくお願いします。 (2020年10月23日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» 過去話読みました。まさかれんかいが従兄弟関係だったとは意外です。kingの3人は子供の頃に会ったことあったんですね。king3人の友情はとても強いものだと感じました。紫耀くんはダンスを頑張り続けて良かったですね。26章、お疲れ様でした。27章目も頑張ってください。 (2020年10月23日 0時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - king_shoさん» king_shoさん、再びリクエストありがとうございます！盲腸ですね。お話考えてみます！ (2020年10月16日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年9月10日 7時
