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知念side
知「俺起こしてくるよ」
有「あっ俺も行く」
2人で和室に向かって、まだ夢の中な松島くんを先に起こした。
松「んー…おはよ、ござぃます…」
知「おはよ笑」
有「めちゃめちゃ寝ぼけてるね笑」
目をくしくししながらボーッとしてるし、先に顔を洗いにいかせて、次は平野くん。
有「平野くん起きてー」
知「平野くん、朝だよー」
気持ち良さそうに眠ってるから少し罪悪感が湧くけど、体を優しく揺さぶりながら声をかけているとゆっくりと目が開く。
平「…有岡…くん…」
有「おはよ」
知「平野くんおはよう」
平「知念くん…」
有「よく眠れた?」
平(コク)
平野くんも若干まだ眠そうだけど、ダルさや顔色は大丈夫みたい。
有「起きて朝ごはん食べよっか」
平「(コクン)…あの…だっこ…」
有「はいはい笑 だっこね」
昨日からやけに甘えたさん。
しかも大ちゃんにばっかりずるくない?
まぁ俺は絶対抱っこできないけどさ、俺だって甘えられたいよね。
有「連れてきたよー」
佐「紫耀、おはよ」
平「おはよう…」
松「もう体調大丈夫なの?」
平「だいぶ…楽…」
松「そっか!よかった」
それから5人で朝ごはんを食べて、リビングに敷き直した布団に平野くんを寝かせて、俺らはそろそろ帰る準備。
松「何時に出るんですか?」
有「えっとー…あと30分後だね」
佐「お二人とも本当にありがとうございました。色々と助かりました」
知「ううん、全然!またいつでも呼んで笑」
思わぬお泊まりだったけど、新鮮だし後輩とこんな風に過ごしたことなかったから楽しかったな。
有「じゃあ平野くん、俺ら帰るね」
平「有岡くん…知念くん…」
布団に横たわる平野くんが小さな声で俺らの名前を呼んだ後、そっと手を伸ばしてくる。
知「どうした?」
平「帰っちゃい…ますか…?」
有「うん、ごめんね。これから仕事なんだ」
平「また…来てくれる…?」
有「おう、いつでも来てあげるよ」
平「はい…」
最後は安心したように微笑んでくれたから、俺らも安心して腰を上げた。
有「じゃあね」
佐「はい。ありがとうございました」
平野くんと別れるのは寂しいけど、平野くんが早く元気になって可愛い笑顔を見せてくれますように。
有「じゃあねー」
平「ばいばい…」
最後のフニャッと笑ってのバイバイはやばかった。
あんな可愛いならいつでも看病に駆けつけちゃう。
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晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、感想いただきありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。23章もあっという間でした。リクエストも承知いたしました。お話考えてみます。 (2020年7月1日 19時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» 徐々にエスカレートしていき紫耀くんはリスカをするようになります。紫耀くんは5人を守るために我慢し続けるって感じで。助ける役は長尾くん、大西くん、西畑くんでお願いします。 (2020年7月1日 17時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» 会話を聞くとスタッフ達が嫌がらせの犯人だって分かります。紫耀は廉達の嫌がらせを辞めるように言います。スタッフ達は素直に聞き嫌がらせも無くなり廉達は元気を取り戻します。しかしその代わり紫耀くんが逆らったためスタッフ達から苛めを受けます。 (2020年7月1日 17時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» リクエストです。紫耀以外の5人が間接的な嫌がらせにあいます。最初に岸くんは毎日携帯に悪口メールが届く、次にじぐいわは衣装をボロボロにされる、れんかいは私物を壊される。5人は笑わなくなります。紫耀が廊下を歩いてるとスタッフ達が会話してるところに遭遇します (2020年7月1日 17時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» 書いてくれてありがとうございます。甘えた紫耀くん、とても可愛くて私的には超レア物でした。私好みに書いてくださりありがとうございます。読んでる間はすごく癒されました。とても良かったです。もうそろそろ23章目も終わりですね。23章目お疲れ様でした。 (2020年7月1日 17時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2020年6月12日 23時