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平野side
今日は朝起きた時から体調は最悪だった。
鉛のように体が重くて足がガクガクする。
寒気もすごくて鏡で見えた顔色は最悪。
ただ幸いなことに廉はすでに家を出ていたし、他のメンバーも出かけてたり寝ていたり。
バレなくて済んだ。
マスクを深くつけ、帽子をかぶって家を出た。
マ「じゃあいってらっしゃい」
平「ありがとうございました」
マネさんにもなんとかバレずにすんで、楽屋へ向かう途中もしんどすぎて何度も壁に手をついた。
あとちょっと…
ようやく見つけた「平野紫耀 様」と書かれた部屋に、雪崩れるように入ってソファに倒れこむ。
これだけの距離で息が上がってる。
こんな状態で仕事できんのかな…
平「あっ、やば…」
マネさんから、スケジュールが少し変わったからスタジオの掲示板に貼り出されている紙を見て欲しいって言われてたんだ。
平「はぁ…んっしょ…」
体を起こし、再び掲示板を目指して歩き始めた。
やばい、きっつ…
壁に手を当てながらじゃないと体が傾きそう。
ジ「大丈夫ですか？！」
平「……えっ？」
ジ「しっ、紫耀ッ？！」
何でここに…
ホッとした瞬間力が抜けそうになる。
ジ「ど、どした？！しんどいのか？」
平「あ…ジェシー…、いや…べつに…」
しんどくても言えない…
これはもう昔からの癖みたいな、なんなら体質みたいなもので。
迷惑かけたくないもん。
ジェシーに背を向けまた歩き始めると、焦ったような声が聞こえる。
ジ「ちょっ、紫耀！お前絶対体調悪いだろ？！」
平「なんでもない…」
ジ「いいから止まれって！」
そのまま腰を支えられた。
ジ「紫耀、今日メンバーは？」
平「…いない…」
ジ「１人なの？」
平(コク)
メンバーの顔が浮かんだ瞬間、なぜか目頭が熱くなる。
本当は誰かに頼りたい。
メンバーがいるだけで心があったかくなって体が少し楽になるんだ。
でも１人だから…どんどん辛さが増していくだけで。
ジ「紫耀、俺らの楽屋きて。みんないるから」
平「…いい、大丈夫……」
ジ「そんな真っ青な顔で何言ってんだよ！いいから来い！」
無理やりジェシーに連行される。
抵抗しようにももうそんな力はなくて、支えられるがままに足を進めるしかなかった。
松「えっ、紫耀？！どうしたの？！」
森「いいよここ！」
Sixtonesのみんなの声だ…
それだけで安心した。
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晴はる(プロフ) - さきさん» さきさん、リクエストありがとうございます！承知いたしました！お話考えてみますね(*^ω^*) (2020年6月15日 14時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
さき - リクエストいいですか?紫耀くん高熱の山田涼介くんへ甘えたお願いしてもいいですか? (2020年6月15日 12時) (レス) id: 7b58fedff1 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西 仁さん» そうです。紫耀くんが好きです！じゃなかったら紫耀くんメインの小説書こうとはなってなかったと思います(*^^*) (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
赤西 仁 - 今さらなんですけど、紫耀くんが好きなんでしょうか？私は名前の通り赤西仁が好きですww (2020年6月12日 22時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西仁さん» 赤西仁さん！いつもありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年6月12日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年5月23日 19時
