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平野side

永「しょお下ろすよ?うがいしような」




また廉に迷惑かけちゃった。


タオルにとはいえ、人が出したものを受け止めるなんて、、気持ち悪いに決まってるもん。





ジャーー





平「…」

永「ん?しょお?うがいしやんの?」

平「…する…」




ぐちゅぐちゅと数回うがいをして振り向くと、タオルを持って待ち構えていた廉が顔を拭いてくれた。




永「よっしゃ。部屋戻ろか」

平「…」




すでに深夜。

明かりがついている洗面所と俺の部屋以外、家の中は真っ暗だ。

みんな寝静まってるのに、廉は俺の世話のせいでこんな時間に起きて。
レッスンで疲れてるのに。




平「ッ…くっ…ぅぅ…」

永「しょっ、、えっ?ちょ、えっ?!どうしたん?!えっ、しんどいんか?」

平「うっぅぅ、、ごめっ…なさいっ…」

永「しょお?」




こんな俺でごめんなさい。
廉の言うことも聞かずレッスン受けて、廉は何度も止めてくれたのに、結局倒れて迷惑をかけてしまった。




平「ごめなさっ…ひっく、、ぅぅー…」

永「なんで謝んの?ほらおいで。泣いたら熱上がるで」

平「れんっ…ふぇ……れぇんっ、、」




俺が泣いてる理由なんかわからないのに、優しく抱きしめて背中をさすってくれる廉にどうしても甘えてしまう自分がいる。




永「しょおさ、俺が迷惑がってると思ってるんやろ?」

平「…ッ!…なん、で…」

永「わかるに決まってるやん。どんだけ一緒におると思ってんの」




やっぱり廉にはなんでもわかっちゃうんだ。




永「たしかに無理したのは許せへん。我慢したのも。だから怒った」

平「…(ギュッ)」

永「でもそんなんで嫌になるわけないやんか。嫌いになるわけないやん。俺はこれからもしょおの面倒見させてもらうつもりやで?」

平「れん……いいの…?おれ、、こんな、なのにっ…」

永「俺にとってしょおは戦友。あっ、尊敬すべきライバルでもあるかな」




廉の言葉に涙が溢れてきて止まらない。
廉はタオルでそっと拭ってくれる。



俺も、そう思ってる。
廉もそうやって思ってくれてるんだね。




永「部屋戻ろう。ここ寒いし。はい抱えまーす」

平「グスッ…んっ…」




今度はおんぶじゃなくて前から抱っこ。

部屋まで連れて行かれる短い時間にもぎゅっと廉に抱きついた。




永「約束やからな。これからは我慢しないでちゃんと言うって」

平「…うんっ…」





約束する。

廉、ごめんね。




ほんとに、いつもありがとう。

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晴はる(プロフ) - さきさん» さきさん、リクエストありがとうございます!承知いたしました!お話考えてみますね(*^ω^*) (2020年6月15日 14時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
さき - リクエストいいですか?紫耀くん高熱の山田涼介くんへ甘えたお願いしてもいいですか? (2020年6月15日 12時) (レス) id: 7b58fedff1 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西 仁さん» そうです。紫耀くんが好きです!じゃなかったら紫耀くんメインの小説書こうとはなってなかったと思います(*^^*) (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
赤西 仁 - 今さらなんですけど、紫耀くんが好きなんでしょうか?私は名前の通り赤西仁が好きですww (2020年6月12日 22時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西仁さん» 赤西仁さん!いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年6月12日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴はる | 作成日時:2020年5月23日 19時

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