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永瀬side
ボロボロ涙を流しながら俺の目を見てる紫耀に、少し心が痛くなるけど、ここで俺が折れてしまったらまた同じことになってまうから。
永「しょおは何回言ってもわからんのやろ？心配してるこっちの気持ちは考えたことある？」
平「ひっく、、」
永「昔から何回しょおが倒れる姿見てきたか。もうそんな苦しんでるとこ見たくないんよ」
平「ごめっ…なさい……れぇん…」
永「もうこれからはちゃんと言うって約束できる？少しでも体調悪かったら嘘つかんと言うって」
平「……うん」
永「……もう知らん」
平「れっ、れんっ…」
目を泳がせた後の小さな「うん」
はぁ…こいつは絶対また言わへん。
なら俺はもう知らん。
立ち上がって部屋を出ようと歩き出す。
ガタッ
平「れっ…ごめなさっ…やだぁ…行かないで…！ぐすっ…れぇんっ…！」
振り向くと、紫耀はベッドから落ちて泣きながら手を伸ばしとった。
平「ゲホゲホッ…ふぇぇ…れぇんっ…ぇぇ、、行かな…ゴホゴホ…いでぇっ…」
そんな床に寝そべって、、
…熱上がってまうやん。
永「しょおわかったから。ベッド戻り」
平(フルフルフルッ)
永「床冷たいから熱上がるやろ」
平「やだっ！」
永「はぁ…ったく」
脇に手を入れて抱き上げ、ベッドに乗せる。
永「あれ…しょお、離して」
平「いやぁ…！」
体を離そうとしたのに抱きつかれてて全然離れん。
永「はーなーしーてっ！」
平「やぁっ！！」
永「もぅ…」
熱あるくせに力だけは強いんやから。
まぁいつもほどではないけど。
平「はぁ…はぁ…」
永「ほらしんどくなったやろ。もう寝なさい」
平「いやぁっ！ゲホゲホッ…れん行かないでぇっ…！」
永「約束しないとここにはいてやらん」
熱で弱ってるのにかわいそうやと思うけど、これくらいしやんとこの子は聞かへんから。
平「するっ…ひっく、、するからぁっ…」
永「何をしますか？」
平「しん…ぐすっ、、しんどい時は…ちゃんとっ…言う、げほっ、、ぅぅ…れんに、言うっ…」
永「俺がおらんかったら？」
平「……きしくっ…に、、言うっ…」
永「優太もおらんかったら？」
平「じんっ、、」
永「じんもおらんかったら？」
平「げ、、玄樹……」
永「玄樹もおらんかったら？」
平「……ふっぅぅ…ふぇぇ…」
紫耀は弟みたいに思ってる海人にはなかなか弱い姿は見せたくないみたいで。
２人での仕事の時は我慢しがちやから。
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晴はる(プロフ) - さきさん» さきさん、リクエストありがとうございます！承知いたしました！お話考えてみますね(*^ω^*) (2020年6月15日 14時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
さき - リクエストいいですか?紫耀くん高熱の山田涼介くんへ甘えたお願いしてもいいですか? (2020年6月15日 12時) (レス) id: 7b58fedff1 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西 仁さん» そうです。紫耀くんが好きです！じゃなかったら紫耀くんメインの小説書こうとはなってなかったと思います(*^^*) (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
赤西 仁 - 今さらなんですけど、紫耀くんが好きなんでしょうか？私は名前の通り赤西仁が好きですww (2020年6月12日 22時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西仁さん» 赤西仁さん！いつもありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年6月12日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年5月23日 19時
