俺らが紫耀を守るから21

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岸side

トントン
看「岸さん？起きてください」

岸「…んぇ？あれ、、あっすんません！」



椅子に座ったまま寝落ちしてた。



看「点滴終わりましたのでお帰りいただいて大丈夫ですよ」

岸「あっほんとだ。あざした！…んっしょ」



紫耀はぐっすり眠ってるから、起こさないように抱え上げて看護師さんにお礼を言って部屋を後にした。



岸「少しは楽そうだな。デコはまだあちぃけど」



しんどそうで見てられなかったしよかった。




岸「うわ、まぶしっ！朝じゃん！えっ、もう６時なの？！」



結局ほぼ寝られなかったよ…

しかもあと１時間でマネさん迎えにくんじゃん。



岸「まぁ今は３人の方が大事だもんな」



紫耀の背中をトントンしながらタクシーを拾い、やっと帰宅。







ガチャ

岸「ただいま」





シーーン…





岸「いねーのかな」



とりあえず紫耀を寝かせに行くか。

気をつけながら階段を上がって、そっとベッドに下ろした。



冷えピタ貼って、、あっ袋も置いておこう。


今日廉たちはオフなのかな？
誰か付いてないとやべぇだろ。







部屋を出てリビングに行くと、寄り添って眠る二人の男たち。




岸「あっ、ははっ。寝てたのか」




この二人ってなんか珍しい。

めっちゃカップルみたいになってるし笑




岸「喉乾いたー…水ー…」

永「ん…ぁれ…優太？ふぁぁっ…おかえり」

岸「ごめん起こしたな」

永「んーーーっ！…いや。しょおは大丈夫やった？」

岸「おー。点滴してる時から一回も起きてないよ」

永「そっか」

岩「んーー…」

岸「玄樹おはよ」

岩「岸くんおつかれ」




３人ともなんだかんだで疲労困憊笑

仕方ない…色々ありすぎたから笑




岸「お前ら今日オフ？」

永「俺も玄樹もオフやで。優太仕事なんやろ？寝んでええの？」

岸「あーー…もうマネさんがくるわ」

岩「ほんと倒れないでねっ？岸くんまで倒れたらやばいから」

岸「だいじょーぶだって！３人のこと頼むな」

永「おう！」



ほんとは俺も付いててやりたいけど仕事だからどうしようもない。



永「ああっ！！」

岩「びっくりしたー！」

岸「えっ！なに？！」

永「やばっマネさんに電話してへんかったし！…あっ、マネさん？」



今かけたとこでもう数分でここ来ますけど。

まぁいっか。



岸「じゃあ俺行ってくるわ。しょうのそばに袋とタオル置いといたけど、何度か戻してるから見ててあげて」

岩「オッケー」




二人に手を振って家を出た。

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