16 ページ16
高橋side
高「まだ体熱い…ちゃんと寝ててね」
岩「うん、わかったよ」
抱きしめた玄樹くんの体からじわっと体温が伝わってきて、俺のせいで無理させたんだなって心が苦しくなった。
ごめんね、大変だったよね。
ありがとう。
玄樹くんを横にさせてから俺と神は部屋を出て、廉たちのとこに。
ガチャ
高「れぇん！」
永「ん？おー海人。もう大丈夫なん？」
高「うん大丈夫！(ギュッ)ありがとね！」
永「おわっ！抱きつくなっ！でもよかった」
廉に抱きつくとホッとする。
高「しょお、、まだ熱下がらないの？」
永「ああ…なかなかな。長引いてるわ」
高「しょお…」
普段から風邪も悪化しやすいもんね。
早く良くなってね。
神「二人の様子も見てきたよ。岸くんはまだ少し熱があるけど大丈夫そう。玄樹もそんなに熱は高くないし大丈夫だと思う」
永「そうか…よかった」
このままみんな回復に向かいますように。
そのあと、俺ら３人で夕飯を軽く食べて、玄樹くんにはお粥、岸くんにはゼリーを食べさせて、もちろん薬もちゃんと飲ませた。
永「しょお食えるかな…？ちょっとゼリー持って行ってくるわ」
高「俺も行く！」
食べられるかわからないけど、薬も飲ませなきゃだから。
永「しょお？」
平「ん…」
永「ごめんな。薬飲まなあかんしゼリーだけ食べよう」
平「…ぃ、、い…」
高「しょお、少しだけ頑張ろう？」
平「…(コク)」
永「じゃあ口開けてな」
まだ食欲がなさそうだけど、なんとか説得して廉が体を起こしてあげた。
永「海人、俺出してもいいように口にタオル当ててるから、海人食わせたって」
高「わかった」
重要な任務を任された。
少しだけすくって口元に運ぶ。
平「んぅ…けほっ…」
永「ゆっくりな」
一口目はなんとか飲み込んでくれた。
高「はい」
平「んっ…けほっゲホゲホッ…おぇっ…ごほっ…おぇぇ…」
高「あっ、しょお…！」
永「大丈夫大丈夫。タオルに出してええから」
咳をした拍子に戻してしまって廉がタオルで受け止める。
やっぱ無理だったか…
永「全部出てしもたな…しゃあない。薬だけ飲もう」
そうだね、薬だけでも。
永「無理させてごめんな。横になろう」
平「はぁ…ごめっ…」
永「謝らんでええの」
横になった紫耀はぐったりしてる。
まだしんどいんだね…
永「寝ような」
廉がお腹をトントンしてあげると、あっという間に眠りについた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっぴー - やっぱり亮チン､キンプリメンバーに入れてください｡ (2022年3月14日 22時) (
レス) @page19 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みのりさん» みのりさん、コメントありがとうございます(*^^*)ちびっ子しょうかいは思いつかなかったです。またちびっ子を書くときには挑戦してみます！ (2020年5月25日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みのり - ちびっ子しょうかいお願いします！！！ (2020年5月25日 16時) (レス) id: 20782bc3da (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ならやらわさん» ならやらわさん！感想ありがとうございます(*^^*)そう言っていただけてよかったぁ〜。またいつでもリクエストくださいね！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ならやらわ - リクありがとうございます！！とてもすきでした、！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: b15bbf4c8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴はる
| 作成日時：2020年5月6日 16時
