俺らが紫耀を守るから20

ちびっこ紫耀 ページ41

これは話数が余ったため、暇つぶし且つ、ただただ作者が書いてみたくて欲望のままに書いてしまった…！というだけのお話です。

初の試みなのでうまく書けてないかもですが、よかったら覗いてみてください。

ーーーーーー
永瀬side

永「しょお…しんどいな」

平「んぅー…れぇん、、けほっ…」

永「ここおるから寝てええよ。ずっとついてるから」


昨晩から高熱を出した紫耀。
弱々しく、まだまだ熱い手で俺の服の裾を握ってくるから、頭をよしよししてやる。


平「…いて…ね…？」

永「おう。大丈夫や」



しばらくしてやっと眠りに落ちてくれた。



永「熱測っとくか」



pipipi…



永「うぇっ！くどぉはちぶぅぅっ！！」

平「んっ…」

永「ぁっ…やばっ」



思った以上や。

なんで全然下がらへんねん。
昨日から３９度台キープやんけ。


貼った冷えピタもすぐぬるなってまうし、食事も喉を通らへん状態。

俺はそばで見守ることしかできひん。
早よ治るとええな、紫耀。


ついさっき、紫耀の様子を覗きにきたみんなは心配そうに部屋に寝にいった。

一人にするんはたしかに心配やな…


ってことで、その晩は俺も紫耀の布団にお邪魔して一緒に眠りについた。









・








永「ん…ぁれ、、もう朝なん…」


めっちゃ眩しい…
カーテン閉めてなかったわ。



永「んーーっっ…あっそうや、しょお……え？」









………。








えっ、待って待って！！


誰ぇっ？！！





永「えっ、、ええっ？！…なんで子ども……ええっ？！だ、だれっ？！！」






脳内パニック。

落ち着け、永瀬廉。





持ち合わせた観察眼でとりあえず相手を観察しろって、ガキの頃にパイロットのおとんに教わったやろ。









ジーーーー…







この子、、紫耀と同じパジャマや。

てか、ブカブカやし…

紫耀が着せたんか？






手、ちっこいなぁ。

俺の半分もないやん。


なんとなく興味本位で手を合わせてみる。





永「ちっちぇぇぇ…」






髪サラサラのトゥルントゥルンやん。
ええなぁ。

肌もぽわんぽわんや。
やばっ！









えと、、、









全然起きひんけど……だれ？

寝顔めっちゃ可愛いけど…まぁ子どもはたいてい可愛いけど…まずはこの子の身元や。





チョンチョン…
永「な、なぁ…ぼく、起きれるかな？」




肩を優しく叩くと、そーっと開くまぶた。





「けほ…れぇん、、おはよぉ…」

永「お、、はよ…」





えっ、どういうこと？

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