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岩橋side
高「ふっ…ぅぅ…しょっ、、」
岩「海人大丈夫だから。ね、おいで」
高「ヒック…玄樹くんっ…」
神たちが出て行った後、俺と海人はすぐに紫耀のそばに戻ってきた。
今の弱りきった紫耀を一人にしておくのは不安だったし、そばにいてあげたかったから。
まぁ先生がついててくれたんだけど。
先生が、体中にある痣や傷を丁寧に消毒してくれてるのを見るのが耐えられなくなったんだよね。
隣で泣き続けてる海人を抱き寄せて背中を撫でた。
なんでこんな傷だらけなのっ…
かすり傷だけじゃない。
内出血しているところとか、タバコを押し当てられたような痛々しい火傷の跡まで。
先生も、「よくこんな怪我に耐えてましたよ」って。
俺ら、なんで気づいてあげられなかったんだろう。
いや、気づいてはいたんだ。
なのに、問いただすことをしなかった。
きっと紫耀はSOSを出していたはずなのに。
不安でたまらなかったはずなのに、、なんで気づかなかったんだっ…！
悔しくて悔しくて、グッと唇をかんだ。
岩「しょお…ごめんね…」
固く目を閉じたままの紫耀に届くことはないけど、謝らずにはいられず力のない手をぎゅっと握った。
ガラッ
岩「ッ…じんっ！……どうなった？」
神「もう終わったから」
岩「えっ」
岸「終わらせてきた。警察に突き出したよ」
岩「そっか…」
それを聞いて少しホッとした。
岩「犯人はやっぱり、加賀山ホールディングスの？」
神「ああ…。最後まで、ほんと、、殴ってやりたかったよ」
岸「まじで、人間が終わってた…」
永「…」
俺らはその場にいなかったから知らないけど、３人の悔しそうな顔を見ればなんとなくわかった。
相当ひどいことを言ってきたんだろう。
岩「３人とも…お疲れ様」
高「グスッ…ありがと…」
岸「いや…」
岸くんは、海人の頭をポンっと叩くとそのまま横に腰かけた。
神「しょうは…？まだ目覚めない…？」
岩「うん…いま、傷の手当てをしてもらってたところ」
永「しょお…」
みんな、紫耀を見つめている顔は泣きそうで。
きっと自分を責めてるんだよね。
そうなるよ。
高「…グスッ…ヒック…ん、、れん？」
永「しょお、、ごめんな」
廉は床に膝をついて紫耀の手を握ると、そのまま胸に抱き寄せた。
神「廉だけのせいじゃない…俺ら、みんなだよ…」
岸「なんで、気づかなかったんだよっ…くそっ…！」
悔しいよね。
ほんとに。
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晴はる(プロフ) - 優准さん» 優准さん、いつも読んでいただきありがとうございます(*^ω^*)ちびっこ紫耀ちゃんは気に入ってくださった方が結構多いみたいで凄く嬉しいです！！そうですね！次は他のメンバーとも絡ませてみたいです☆これからも是非読んでやってください^ ^ (2020年5月6日 1時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
優准(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。ちびっこ紫耀ちゃん、とっても可愛かったです。他のメンバーとの絡みも見たいので、是非とも続きをお願いします。楽しみにしています(^^)これからも応援しています。お身体に気をつけて頑張ってください。 (2020年5月6日 1時) (レス) id: 26e1bf07bb (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ichiconv6さん» ichiconv6さん、嬉しいコメントありがとうございますっ！(//∇//)喜んでいただけてよかったです！また書きたくなったら書きますね。その時はまた読んでやってください(o^^o) (2020年5月6日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ichiconv6(プロフ) - チビッ子しょおちゃん…可愛い過ぎ。次チビッ子になったら…と、楽しみにしています。 (2020年5月6日 0時) (レス) id: 9124e2aeb0 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - akacoroさん» akacoroさん、コメントありがとうございますー(*^^*)私もしょうれんコンビでその構図が好きなので一緒ですね♪ちびっこ紫耀くん気に入っていただけてよかったぁ！また登場させてみますね^o^これからも読んでやってください☆ (2020年5月5日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年4月12日 22時
