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平野side
なに？
なに言う気なの？
永「あの、、辞めるって言ったやつな…」
平「いやっ！！やだっ！聞きたくないっ…！」
これ以上聞きたくないっ…
もうなにも…
必死に耳を塞いで布団の上で丸まった。
永「しょお、お願い。聞いて」
平「いやぁっ！ひっ…ぅぅ…やだぁっ！」
永「しょおっ、ちゃうんやって！ちょっとだけ聞いて」
平「ふっ…ぇぇ…やだっ…ふぇぇ…やだぁぁ…」
あの時は自分でも驚くくらい冷静に「わかった」って言えた。
でも、廉の優しさに、温もりにまた触れてしまった今、もうその話は耐えられない。
廉がいなくなるなんて俺には耐えられない！
平「れぇんっ！いかないでっ…ひっく、、どこも、行かないでよぉっ…うっぅぅ…けほっ…ゲホゲホっ…ゲホッ…」
永「一旦落ち着こう。ほら、ギュってしとくからゆっくりすーはーしような」
平「けほっ…ケホケホッ…」
この温もりももうなくなる？
もうギュってしてくれることも？
そんなのやだよ。
平「れんっ、俺がっ、、出てくからぁっ…ひっ…ぅぅ…れんは、、ここに…いてぇっ…ぅぇ…ふぅぅ…」
永「しょお…」
俺の面倒見るのが嫌なんでしょ？
だったら俺が出てく。廉が一人になるのはやなの。だったら俺が一人になった方がマシだから。
永「しょお、聞いて」
平「ひぐっ…けほっ…うっぅぅ…」
背中をトントンしながら優しい声で話しかけてくる。
聞きたくないよ…
廉の胸の中でギュッと目をつぶった。
永「…俺が言ったことな、、、嘘やねん」
平「……いやっ！れん！辞めなっ………え、、嘘…？」
今なんて…
嘘、って言った？
平「へ、、え…？」
永「落ち着いた？」
平「えっ、あ、うん……あっえと、、え？」
俺の頭パニックなんだけど…
落ち着くどころかパニック起きてるんだけど…
平「れん、、辞めるんじゃ…」
永「しょおは、俺にやめてほしい？」
平「ッ…！(フルフルフルッ！)」
永「ははっ、そんな首振ったら熱上がるで。しょおがそういうならやめへん。いや、言わんくてもやめへんけどな笑」
平「そ…なの？」
永「ごめんな。実はあれドッキリやったん」
平「ドッキリ……えぇっ！！またぁっ？！」
前にもこういうことあった。
廉が事故にあったって言われて俺が取り乱して、実はドッキリで。
永「ほんまごめん！しょおがあんなにあっさりOKすると思わんくて」
平「ドッキリかぁ…」
内心ホッとしてる。
よかった、ドッキリで。
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晴はる(プロフ) - すいさん» すいさん、リクエストありがとうございます！そう言っていただけると頑張って書く甲斐があります！リクエスト承知いたしました(*^ω^*)お話考えてみますね♪ (2020年4月12日 22時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。もし良かったらリクエストで、紫耀くんが体調最悪な中立ちっぱなしの撮影だったり、長時間の打ち合わせを頑張るお話をお願いしたいです！不謹慎でごめんなさいですが弱った紫耀くんが可愛くていつもお話楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2020年4月12日 22時) (レス) id: 3a7c2bc116 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシーの右腕 - 晴はるさん、ありがとうございます。ズドン (2020年4月12日 15時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ジェシーの右腕さん» ジェシーの右腕さん、リクエストありがとうございます！ジェシーの口調はそんなに詳しくはないんですけど、ジェシーと紫耀くんコンビは私も好きなので、お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まなみんさん» まなみんさん！初コメとリクエストありがとうございます！！一話からだなんて、長い時間をこの小説に注いでいただけてとても嬉しいですっ…！リクエスト承知いたしました！お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年3月17日 16時
