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中島side
中「紫耀！！おいっ紫耀！！」
目の前で崩れ落ちるように床に倒れた体を慌てて抱き起こした。
中「熱がやばい…」
監「平野くんっ？！」
中「紫耀熱があって…今日の撮影はもう…」
監「今日のところはほとんど撮れてるから、とりあえず休ませてあげて」
中「ありがとうございます」
ぐいっと紫耀を抱え上げて、スタッフさんに頭を下げながら楽屋に向かった。
とりあえず俺が衣装を着替えさせて、俺のマネさんが用事で出ている紫耀のマネさんに連絡してくれている。
平「けほっ…ケホケホ…はぁはぁ…」
中「結局我慢させちゃったな。ごめんな紫耀」
真っ赤に染まった頬を優しく撫でると、うっすらと目が開いた。
中「紫耀っ、わかる？」
平「…はぁ…ぇ…ん…」
中「ん？」
口を必死に動かしているけどよく聞こえない。
そっと口元に耳を当てた。
平「…れぇ、、ん…やめ、、な、で…」
中「え？…廉、って言ってる？」
声は小さいけど、間違いなく廉って言ってる。
俺を廉だと思ってるのか？
こうなればやることは一つ。
ポッケからスマホを取り出し、スピーカーにして床に置いた。
カチャ
永(健人くんお疲れ様です)
よかった。出た。
中「しょうがねーなぁ。後輩のためだ」
永(ん？)
ここは廉になりきろう。
２人に何があったのかはわからないけど、きっとそれが紫耀の負担になってる。
永(健人くんですよね？どうしたんすか？)
中「…紫耀、大丈夫か？」
廉の声は気にせず紫耀に話しかける。
平「れ、、ん…れぇ…ん…はぁはぁ、、」
中「もう一回言って？さっきの」
平「れん…ハァ…れぇ…ん…いなく、、な、ら…ないで…ケホケホっ…俺の隣から、、いな、、く…なら…ないでぇ…」
永(しょお…)
中「……。なんでそう思うの？」
平「ごめ…げほっ…俺が、、こんな、、だから…ケホケホっ…嫌に…なっちゃった…？…ごめ、、はぁっ…」
中「一回落ち着こう。な？」
呼吸が苦しそうだし咳もしてるから、横になっている紫耀の背中を優しくさする。
平「いやぁっ…れん…俺の…隣に、いてよ……これからもずっと…いっしょ…に…げほっゲホゲホッ…けほっ…」
中「紫耀、もうわかったから」
平「俺、、昔…れんが辞めようと…はぁ…してたこと、、知ってた…ケホケホ…でも、いっしょに、、やりたくて…デビュー、を、ジャニーさんに…」
そうだったんだ。
廉、ちゃんと聞いててよ。紫耀の気持ち。
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晴はる(プロフ) - すいさん» すいさん、リクエストありがとうございます！そう言っていただけると頑張って書く甲斐があります！リクエスト承知いたしました(*^ω^*)お話考えてみますね♪ (2020年4月12日 22時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。もし良かったらリクエストで、紫耀くんが体調最悪な中立ちっぱなしの撮影だったり、長時間の打ち合わせを頑張るお話をお願いしたいです！不謹慎でごめんなさいですが弱った紫耀くんが可愛くていつもお話楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2020年4月12日 22時) (レス) id: 3a7c2bc116 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシーの右腕 - 晴はるさん、ありがとうございます。ズドン (2020年4月12日 15時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ジェシーの右腕さん» ジェシーの右腕さん、リクエストありがとうございます！ジェシーの口調はそんなに詳しくはないんですけど、ジェシーと紫耀くんコンビは私も好きなので、お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まなみんさん» まなみんさん！初コメとリクエストありがとうございます！！一話からだなんて、長い時間をこの小説に注いでいただけてとても嬉しいですっ…！リクエスト承知いたしました！お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年3月17日 16時
