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神宮寺side
廉たちが駆け込んできた瞬間、今まで我慢していたのかたんをきったように泣き出した紫耀。
廉は目を見開きながらも、優しく抱きしめさすってあげてる。
平「ふっ…ふぇ…ぅ、ひっく…」
永「なぁ、なにがあったん？しょおがなんでこんな怪我…」
廉は紫耀を抱きしめながら俺らに視線を向けてくるけど、うん、ここでは言えないから…
平「…グスッ…やっ…やだ、、こわぃっ…」
永「えっ、しょお？」
震えだした紫耀の体を、これまた訳のわかってない廉が優しくさする。
岩「れんごめん。今その話はできない」
神「しょう、大丈夫だよ」
ここは落ち着かせるのが最優先。
海人もずっと不安げにその様子を見てるしね。
永「落ち着いたか？」
平(コク)
俺らの時は数分かかったことも廉ならあっという間で。
５分ほどで落ち着いたよう。
岸「さすが、、はぇーな…」
永「なにが？」
岸「えっ！あっ、や、、なんでもない」
岸くん心の声漏れてるって。
永「しょおごめん。嫌なこと聞いたね。今は怪我が早く治るようにゆっくり休もう」
平「ん…」
永「じゃあ寝よう」
平「あっ、ゃだ…」
神「れん、しょうといてあげて」
体を離そうとした瞬間、ぎゅうっとくっついて廉の胸に顔を埋めてるから、もう離れらんねーだろうな。
永「じゃあこのままな。トントンしたるから眠なったら寝ちゃい」
平(コク)
みんな黙って二人を見守るだけ。
こういう時は俺らの入る隙なんてないし。
微笑ましいよなんか。
永「…寝たわ」
廉の服をつかんでいた手がパタッと落ちた瞬間、すぅすぅ…と寝息が聞こえてきた。
岩「そっか」
神「やっぱりれんすごいね。安心感が違うんだよきっと」
永「そうなんかな」
廉はわかってないみたいだけど、普段からそれは結構感じる。
顔見て今日疲れてるんだろうなって時も、廉を見たら安心するのか表情が緩んでるし。
体調崩した時なんてバレバレ。
わかりやすすぎて笑えてくる。
永「(トン…トン…)なぁ、、しょおになにがあったんか教えて」
そりゃあ聞くよな…
まぁ紫耀いるけど寝てるしいっか。
神「実はさ…」
話すだけでも辛いけど、みんなにはちゃんと言わないといけないこと。
紫耀の心の傷は深いから、俺たちみんなで寄り添って少しでも早く忘れられるようにしないと。
永「そいつ、、殺す…」
廉の呟いた声と、見たことのない殺気立った目に鳥肌がたった。
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晴はる(プロフ) - すいさん» すいさん、リクエストありがとうございます！そう言っていただけると頑張って書く甲斐があります！リクエスト承知いたしました(*^ω^*)お話考えてみますね♪ (2020年4月12日 22時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。もし良かったらリクエストで、紫耀くんが体調最悪な中立ちっぱなしの撮影だったり、長時間の打ち合わせを頑張るお話をお願いしたいです！不謹慎でごめんなさいですが弱った紫耀くんが可愛くていつもお話楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2020年4月12日 22時) (レス) id: 3a7c2bc116 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシーの右腕 - 晴はるさん、ありがとうございます。ズドン (2020年4月12日 15時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ジェシーの右腕さん» ジェシーの右腕さん、リクエストありがとうございます！ジェシーの口調はそんなに詳しくはないんですけど、ジェシーと紫耀くんコンビは私も好きなので、お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まなみんさん» まなみんさん！初コメとリクエストありがとうございます！！一話からだなんて、長い時間をこの小説に注いでいただけてとても嬉しいですっ…！リクエスト承知いたしました！お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年3月17日 16時
