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平野side
確かに朝からだるさはあって、動くのも億劫だった。
でも多分ただの疲れ。
俺結構溜まり過ぎると体に出てきちゃうからさ。
こんなの珍しいことじゃないし。
少し休めばきっと治る。
神「頭痛以外はなにかある？」
平「…ない」
岩「ほんとに？」
平「……うん」
ほんとは少し気持ち悪い。
でもこれは頭痛からくる吐き気みたいな感じだろうから、まぁ戻すことはないと思うし、言うほどじゃないし。
高「顔真っ青だけど…」
岸「貧血とか？」
永「最近忙しかったし貧血かもなぁ」
みんなを困らせてしまってる。
撮影前の大事な時なのに。
平「みんな、、ほんと、、大丈夫だから…。気にしないで…」
岸「いやいやっ、気にすんなって言われても無理だから！」
神「明らかに大丈夫ってレベルじゃないよね？相当きついでしょ？」
永「我慢せんでええの。俺らに委ねとき」
みんなは優しいから、誰かが体調悪いとほっとけない。
そんなことよくわかってる。
しかも体調崩す率は圧倒的に俺が多いから、要するに俺が一番心配と迷惑をかけているということ。
なんでこんな弱いんだろう…
悔しくて、キュッと唇を噛みながらブランケットを頭までかぶった。
高「しょお？寒いの？」
平「…」
高「しょお？」
もうやだっ…
こんな弱い自分。
グループのセンターとしてみんなを引っ張っていかなきゃいけないのに、いつもいつも体調崩して迷惑かけて…
俺なんか、、デビューしない方がよかった。
平「ふっ、、くっ…ぅぅ…」
高「しょお、大丈夫？」
海人、ごめん。
年上なのにこんな情けないやつで。
永「しょお、何かあるんやったら言うて？」
岩「どこがしんどい？」
神「一人で我慢しないでよ」
違う。
体はもちろんだけど、、
心がしんどい…
平「うっうぅ…」
高「しょお、、平『やめてっ！』えっ…」
背中に添えられた海人の手を思わず払いのけてしまった。
高「……」
平「ご、ごめっ…」
ブランケットがはらりと床に落ちて、目の前には目を見開いている海人。
永「しょおどうしたん？しょおらしくないやん」
そんなつもりじゃなかった。
払いのける気なんて…
ただ手が勝手に…
平「ごめん…ごめっ…俺、、はぁ…おれ、、ゔっ…」
もう、、やだ…
口を両手で覆い、込み上げてくる何かを必死に耐えた。
ーーーーーー
皆さま評価ありがとうございます！
いきなり最高８位で驚きました…！
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晴はる(プロフ) - すいさん» すいさん、リクエストありがとうございます！そう言っていただけると頑張って書く甲斐があります！リクエスト承知いたしました(*^ω^*)お話考えてみますね♪ (2020年4月12日 22時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。もし良かったらリクエストで、紫耀くんが体調最悪な中立ちっぱなしの撮影だったり、長時間の打ち合わせを頑張るお話をお願いしたいです！不謹慎でごめんなさいですが弱った紫耀くんが可愛くていつもお話楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2020年4月12日 22時) (レス) id: 3a7c2bc116 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシーの右腕 - 晴はるさん、ありがとうございます。ズドン (2020年4月12日 15時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ジェシーの右腕さん» ジェシーの右腕さん、リクエストありがとうございます！ジェシーの口調はそんなに詳しくはないんですけど、ジェシーと紫耀くんコンビは私も好きなので、お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まなみんさん» まなみんさん！初コメとリクエストありがとうございます！！一話からだなんて、長い時間をこの小説に注いでいただけてとても嬉しいですっ…！リクエスト承知いたしました！お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年3月17日 16時
