俺らが紫耀を守るから9

special day3 ページ47

岸side

自宅が見えると、リビングには明かりが灯っていた。

みんな帰ってきてるのかな？


ドアを開けたら話し声がする。
帰ってきてるんだ。俺が最後？






ガチャッ



岸「ただい…『パァァァァァアン！岸くんおめでとーーー！！』うおおおっ！！！えっ、ええ？」


いきなりの爆音に腰を抜かし、尻餅をついたところで顔を上げた。



岸「み、みんなッ？！」

岩「なにやってんの？笑」

永「めっちゃええリアクション笑」

高「しょおみたいなリアクションだった笑」

平「俺あんなんじゃない！」

神「おかえり岸くん」



ちょっと待って。状況が理解できてない。

紫耀とじんに手を引っ張られ起こされた。


岸「えってかっ、しょう、熱は？！」

平「ないよ？」

岸「は？」

岩「ごめんね。岸くんを帰って来させないための嘘だったの。これが一番信じるかなって笑」


岸「……おぃーーー」

永「悪かったって」


よく見ると部屋中に飾り付けがされていて、でっかく風船で「岸くんHAPPY BIRTHDAY」と書かれている。テーブルにはうまそうなパーティー感満載の料理にお酒。俺の好きなそばまで。

そして真ん中には「岸くん２４歳おめでとう」というプレートの乗ったケーキ。



岸「お、、お前ら…グスッ」

永「泣くなって笑 ほら食べよ」


みんなに手を引かれ食卓につく。

ロウソクに火をつけ、みんなが歌ってくれたあとに吹き消した。


５「「おめでとう！」」



幸せだ…俺。

こんな誕生日、想像してなかった。



岸「みんな、、ありがとぉっ…うっぅぅ、」

高「おじぃが泣いてるー笑」

平「ほらよしよし。そばのびるから食べよ」

岸「うんっ…」


さっき映画であれだけ泣いたのに、俺の涙は次から次へと溢れてくる。

もう口の中がしょっぱくて味はわからねぇけど、俺の心は十分に暖かい。


岸「俺っ、もっとリーダーらしくなれるよう頑張る！これからもついてきてくれるか？」

岩「はは！当たり前じゃん」

高「リーダーについてくー！」

神「俺らのリーダーは岸くんしかいないしね」

永「頼むでリーダー」

平「おめでとうリーダー」


こいつらと一緒にデビューできてよかった。

これからもよろしくな！


end

ーーーーーー
初めての試みでした！
岸くん、誕生日にアップできなくてごめん笑

これからも機会があれば書いていきたいです。

岸くん、座長お疲れ様でした！
誕生日おめでとう！


面白かったと感じていただけた方は是非！最後に評価ボタン頼みます！

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