俺らが紫耀を守るから11

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平野side

それから３日間は仕事を休んで寝てた。

もう大丈夫なのにみんなからお許しが出なくて…
特に廉ね。




平「ねぇれん」

永「なんや？」

平「仕事行きたい」

永「は？あかんに決まってるやん」



ほら、、

もう熱下がったじゃん…



平「もう熱ないもんっ！」

永「お前は何をいうてんねん。さっき測ったら３７.２やったやろ。まだ微熱や！せやからあかん」



３７.２なんて熱の範囲に入らなくない？

過保護が過ぎるよー…




岸「しょうどうだー？」




あっ岸くん！



平「岸くん！俺明日から仕事いっていいよね？！ね？ね？！」

岸「えっ、お、おう」

平「やったぁ！」

永「せやからあかんって！優太！余計なこと言わんといてっ！」

岸「ごめん…」



ちぇっ…廉がうるさい…





岩「この３人完全に親子だよね笑」

神「廉ママ、岸パパで、しょうが子どもな笑」

高「なんで岸くんだけ苗字？笑」

神「廉ママに逆らえない岸パパって感じ」

岩「わかるぅ！笑」

岸「確かに」

永「納得すんな」


なんか勝手に言ってるけど、熱ないのに寝てるとか暇すぎて無理っ！



平「ねぇれーんー…れんっれんっ、れんー…仕事いきたいー…れんってばー」

永「あーうっさい！わかった…明日から行ってええけど、朝の時点で高かったから休みっ！ええな？」

平「わかったぁ！」



やった！やっとお許しが出た！



その日はそのまま寝かしつけられて、ついに翌朝。









永「んーーー、、３６.９……」

平(ゴクッ…)

４(ゴクッ…)








永「…まぁ、ええやろ…」

平「やったーー！」

岸「やったな、しょう！」

高「おめでとう！」



みんなと抱き合って喜んだ。



永「しょおっ、ただしっ！！絶対無理はあかん！しんどかったらすぐマネさんに言うこと！体調おかしいと思ったら俺にも連絡！ええな？」

平「はいはい…」

岩「れんにも連絡必須なんだ笑」

神「ほんとしょうれん最高 笑」


そのあと迎えに来たマネさんにも今の話を一からして自分に連絡するよう念を押してた。

過保護すぎてたまに鬱陶しいけどいつも助けられてるし、廉がいると安心するし。


平「いってきまーす！」

永「しょおっ、絶対連絡するんやで！」

平「ばいばーい」

永「ちょっ、しょおーーっ」



やっぱり鬱陶しいかも笑



end
ーーーーーー
『体調不良 きしれん』編、完結です。
かなまるさん、いかがでしたか？


もう１１章終わりか。
早かった…

移行までお待ちくださいね。

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