俺らが紫耀を守るから11

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高橋side

ガチャ


高「たっだいまぁ！！」




シーーーーーン…




高「あれ？」




なんで反応なし？

確か岸くんと廉はオフだったはずなのに。



高「岸くーん？れーん？」



出かけたのかな？






あっ、わかったぁぁっ！！


今日からセ◯ンで新作アイス発売じゃん！

きっと買いに行ったんだなっ！








かいれーーん!!俺にもアイス買って来てねー!あっあとジャスミンティーもお願い♪







よしっ、これでOK！









ピコン




高「ん？」









れん俺家におるから無理やし。自分で買え





高「え？いるのっ？！」



バタバタと家の中を探してみたら、紫耀の部屋の中に岸くんと廉がいた。





高「なんだいたのかぁ…って、えっっ！！！しょおっ、、どうしたのっ？！！」




２人しか見えてなかったけど、よく見たら紫耀が真っ赤な顔して眠ってた。

確かにここ紫耀の部屋じゃん。
普通に考えて２人いるのおかしいし。





高「もしかして熱出たのっ？！」

永「ああ」

岸「海人おかえり」

高「あ、ただい…じゃなくてっ！！えっ、なんで言ってくれなかったの？！」

岸「あーー、実はグルチャで連絡したら、間違えてPrinceのとこに書いちゃって笑 まぁいっか♪ みたいな」




いや、いっか♪ …じゃねーしっ！



高「しょお…しんどそうだけど寝れてるんだね。熱は何度？」

永「一回病院連れて行ったら４０度超えてさ」

高「よよよよ…40どぉっ！？」

永「そう。で、点滴してもらって今は３８.５」

高「それでも高いね」



こんなことになってたなんて、全然知らなかった。



もうっ、、岸のバカッ！！

なんでグルチャ間違えるかなっ…




平「ん…ケホッ…けほけほ…」

永「そろそろ冷えピタ替えたほうがええな」

岸「だな。…えっ……」

永「なに？」

岸「もう、、空だった…」

永「は？なんでさっき気づかへんねん…」



この間まで結構あったのに。
と思ってゴミ箱のぞいたら冷えピタの山。

こんなに貼り替えるほど熱高いんだ…




高「俺買ってくるよ」

岸「いや、海人帰って来たばっかだし俺が行くっ…高『しょおのために何かしたいんだ。だから俺が行く』…ああ…そっか。じゃあ頼む」



財布とスマホだけ持って家を出た。





高「はぁぁ…しょおしんどそうだったな…」








神「あれ、海人」

岩「どうしたの？」

高「じん、玄樹くん…」




顔を上げたら２人がいて、俺はまた俯いた。

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