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神宮寺side
俺と岸くんもやること終えて二階に上がってきた。
ガチャ
神「どんな感じ?」
岸「ん?どした?」
部屋に入ったら、海人は床に女の子座りしてて、廉と玄樹は紫耀の服をめくったまま固まってた。
神「なに?あっ、ぁぁーー…」
岸「えっなになに?…あぁ、そっかぁ…」
岩「これってさ、じんましん?」
ところどころ赤くなってる。
熱かアレルギーとかで出ちゃったのかな。
永「いつからやろ?痒がったりしてなかったし、熱も急に出たし、ほんまわけわからんのやけど…」
いつも紫耀の看病では冷静な廉もこればっかしはわからないみたい。
紫耀はボーッと天井の一点を見つめたままじっとしてる。
神「しょう、かゆいとかない?」
耳元に屈んで声をかけるけど、なんとも反応がない。
神「ねぇ、これ大丈夫?」
永「熱が上がってきてんのか話しかけても反応薄くてさ」
高「うう…しょおっ…ヒック」
岸「えっとぉ…海人はどうしたわけ?」
岩「あっそれは聞かないで。長くなるから」
岸「お、おう。わかった」
とりあえず岸くんが海人の肩を抱きながらこっちに連れてきた。
神「病院連れて行こっか。ちょっと怖いし」
永「せやな。じゃあ俺…、うおっ!…え?」
廉が動こうとしたらぐいっと引き戻された。
岩「ああ、しょおがれんの服掴んでるんだよ」
小さい手でギュッと廉の袖を握ってる。
神「れんはしょうといてあげて?俺らで準備するから」
永「ごめん、頼むわ」
それからテキパキと準備をし、タクシーも家の近くに呼んだ。
岩「準備OK」
永「よしっ、しょおー抱えんで」
廉が紫耀を持ち上げると、紫耀はもう力がないのか手がぶらんってなってて、廉の胸にくたっともたれかかった。
永「しんどいね。もう少しで楽なるからなぁ」
早足でタクシーまで向かうと、すでに岸くんがスタンバッてくれてた。
岸「おー、こっちこっち!」
平「うっ…っくしゅ!…ふぇっくしゅ…」
永「やばい!外出たからや!」
岩「しょおーっ!マスクマスク!!もっと早く着けてあげればよかった」
花粉のせいでまたくしゃみが連発しだした紫耀にマスクをつけ、車に乗り込んだ。
神「ありがとうございました」
タクシーを降り病院まで駆け込む。
電話してたおかげですぐに診察室へ通してもらえた。
紫耀はマスクしたまま鼻をグシュグシュならしてて、目はとろぉんでしんどそう。
熱も上がってそうだな。
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晴はる(プロフ) - ゆっぴーさん» ゆっぴーさんコメントありがとうございます!もしかして6章とかにもコメントくださってました?及川亮くんをどの形で入れるか結構難易度高いところなんですけど、タイミングを見て書けそうなら書いてみますね!期待はしないでくださいね笑 (2022年3月10日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー - どのタイミングでも良いので、キンプリメンバーに及川亮クンを入れてください。 (2022年3月10日 21時) (レス) @page2 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 千夏さん» 千夏さん!感想ありがとうー(^^)そう言ってもらえてよかったです…(^。^)また長くなってしまったけど…笑 リクエスト待ってます! (2019年11月7日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - 晴はるさん» 晴はるさん!お久しぶりです!リクエスト書いてくださりありがとうございました!私自身も花粉症がひどいので……蕁麻疹は苦手と言っていたのに書いてくださりほんとにありがとうございます^_^またリクエストさせていただきます!その時はお願いします!! (2019年11月7日 21時) (レス) id: eaba03314e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - yuuuuさん» 承知いたしました!!お返事いただきありがとうございます(^^)頑張りますね♪ (2019年11月7日 19時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2019年10月25日 6時