俺らが紫耀を守るから11

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高橋side

高「れんたち降りてこないね」

神「あっなんか、しょう今食べたくないんだってさ」

高「そっか。俺様子見てくるー！」

岩「寝てたら起こさないようにね！」

高「はぁい！」





タッタッタッ




高「コンコンッ」




ガチャ




高「来たよー」

永「いや、俺返事してないし、コンコンって口で言うやつ初めてやわ」

高「へへ」



紫耀の部屋に入ったら、廉は壁にもたれてスマホいじってて、紫耀は廉の方に顔を向けて「スゥスゥ」と気持ちよさそうに眠ってた。



高「しょおはどんな感じなの？」

永「さっき一度起きたんやけど、今また眠ったところ」



近づいて顔を覗き込んだ。



高「気持ちよさそうに寝てるね」

永「寝る前まではしんどそうやってんけどな。薬も効いてきたみたいやし、今日ほんまオフなってよかったわ」



廉は紫耀の頭を優しく撫でてる。


なんかさ…うん…





高「ふふっ…なんかさぁ…」

永「ん？」

高「れんのしょおを見つめる目が優しすぎて、側から見たら本当にママみたいっ！」

永「なんやねんそれ笑」



２人見てるとなんか和むんだよなぁ。
紫耀の方が年上なんだけど、紫耀が寝込んだ時は廉が年上に見えるっていうね。





永「で、なんなん？」

高「へ？」

永「なんかあったから来たんやろ？」

高「え、なんもないけど？」

永「いやいや、またまた…」

高「いやいや何もないけど…」

永「は？」

高「へ？」






永・高「「………」」








永「ほんまになんもないんかいっ」

高「うん、ない笑 様子見に来ただけ」

永「じゃあもう行って」





ええーーー、、俺の扱いひどくない？





高「やだっ！俺もここすーわろっと」

永「ちょっ…近いって！」

高「だって俺ら３人でKINGじゃん。サンコイチじゃん？」

永「ニコイチは聞いたことあるけどサンコイチってなんや」




廉は細かいんだからぁ。
紫耀には甘いくせにっ…

もう勝手にいるからいいしっ！




それからしばらく、何をするわけでもなく廉はスマホいじったり紫耀の様子見てたり、俺は廉にもたれかかったり紫耀の様子見てたり？




高「れんー、もう１７時だって」

永「おん」

高「誰もこないね」

永「おん」

高「……。んんーーーもうーーれんのばかぁ！(グリグリ)」

永「いたいいたいっ！意味わからんわ！」



廉が冷たいー…
かいちゃん寂しい…







平「んっ…ケホケホ…」

永・高「「え？」」



廉と目を合わせた。
ちょっと、嫌な予感…

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