俺らが紫耀を守るから11

special day 3 神 ページ17

岸side

海人そろそろ帰ってきていいよー!




よっしゃ。



岸「帰ろっか」

平「あっ、そうだね」

神「本当に大丈夫なの？」

岸・平「「え？！」」


こいつ、、もしかして勘づいてるとかじゃねーよな…？


岸「な、なにが？」

平「いいに決まってる！ね、岸くん」

岸「おう！自信を持って帰ろう！」

神「そっか笑」



あぶねー…
ヒヤヒヤしたぁ…


後半は話すことに困って、焼き鳥はタレ派？塩派？、冬はココア派？コンポタ派？とかよくわからない話をしてた。

じんはなぜか笑ってたけど。



店を出て、それほど遠くない距離を３人で歩いているとあっという間に家の前。


さっきからソワソワして落ち着かない。

どんな反応するかなぁ！








神宮寺side

家が近づくごとに２人がソワソワしだした。

サプライズ知ってるっていうのもなんか逆に楽しい笑




平「じ、、神宮寺勇太っ！！」

神「うわっ！びっくりしたぁー…なにっ？！」

平「３０秒数えてから中入って！」

神「はい？」

岸「おー、しょうそれいいな！」

神「……」



いいなとか言っちゃったらダメでしょ笑



神「でも俺早く入りたいし」


ズカズカと２人を通り越し、ドアに手を伸ばした俺の前に立ちはだかって、慌てて通せんぼしてる。



平「ダメだってば！３０秒数えてっ！」

岸「そうだそうだ！」

平「そうじゃないと俺、もうじんと遊ばない！」

岸「そうだそうだ！俺も遊ばなっ……えっまじ？！」





ぷっ…

くくくっ…

こいつらは何歳ですか？

幼稚園児なのかな？笑

必死に笑いこらえてるんだから勘弁して。




神「はいはい。わかりました」

平「じゃあ３０秒な！いーち、にーい…」



ドタドタッ

バタンッ


そういいながら２人は騒がしく中へ入っていった。

なぜ紫耀が数える笑？
とは思ったけど可愛かったからいいか笑


ぼーっと外で待っていると「いいよーー！」っと中から紫耀の大きな声。



神「はいはい笑」


知ってても驚いたふりしないと。



ガチャ



パァァァァンッ！！！！！



５「「誕生日おめでとぉぉお！！」」

神「う、うわぁぁ！びっくったぁ！」



後ろに飛び上がり尻餅をつく。



平「やったぁ！！じん驚いてるよ！」

高「大成功じゃんっ」

岸「やったな、しょう！」

平「俺ら頑張ったもんね！」

永「俺らも頑張ったし！」

岸「いや、まじで俺ら頑張ったから！」

岩「頑張り自慢はいいから」



おーーい…
俺を置いていくなぁー…

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