俺らが紫耀を守るから7

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神宮寺side

翌日には紫耀も元気そうだったから、俺らもあの日のことなんてすぐに忘れていったんだ。


そして数日後、この間と同局のバラエティに出演させてもらえることになった。



岸「ほら、早よ食わないと間に合わねーぞー」

岩「わかってるからっ！」

神「海人、その醤油とって！」

高「(モグモグっ)…ほいっ」

永「次、俺にも貸してッ」


朝飯食うだけで朝からバタバタで。



岸「あれ、そういえばしょうは？」

４「「えっ…！」」


そういえば姿がない。


岩「まだ起きてないの？！間に合わないってッ、、岸くん起こしてきて！」

岸「オッケー！」


紫耀がいなかったことに気がつかないくらい。
岸くんが慌てて起こしに行こうとしたタイミングでドアが開いた。


ガチャ

岸「おぉっ！しょう、おはっ…え…」


みんな食べたままのポーズでそのまま固まった。



平「ごめんっ…寝坊しちゃった。すぐ支度するね」

永「いや…しょお、お前、、隈ひどいで」

高「しょお体調悪いの？」


明らかに顔真っ白、そのせいで余計に隈が目立っちゃってて。


平「…ううんっ！大丈夫だよ。着替えてくる」


そのままリビングを出ていった。


岩「また風邪引いちゃったのかな」

神「顔色やばかったけど」


岸「ああ…って、みんな時間時間っ！！」


ハッと我に帰って、みんな神の速さで支度した。


局に着くまではみんな爆睡笑
まぁいつものことよ。

紫耀も寝てるみたいだしよかった。



スタッフさんに案内されてそのまま楽屋へ向かった。

少し準備に時間がかかるみたいだから、各々好きに過ごしながら待ってる。




平「…俺、トイレ行ってくるね、、」

神「おう」


隣に座っていた紫耀はボソッと俺に言い残して出て行った。




しばらくして楽屋に戻ってきた…けど、、


神「しょう、さっきよりも顔白いよ。ほんとに大丈夫？」

平「うん、全然、、大丈夫だよ」



ほんとなのかな…
朝から大丈夫しか言わないし。

半信半疑で前に向き直ると、すっごい視線を感じる。



チラッ

顔を上げたら、椅子に座る廉と海人がじーっと紫耀を見てた。

なんだろうと思いつつ、スタッフさんに呼ばれてそのままメイク室に向かったんだけど、案の定、紫耀の顔色がヤバすぎるってことでいつも以上に時間かかってて、本番始まるギリギリまでメイクされてた。

そのおかげか、なんとかちゃんと平常の顔色になってる。


収録大丈夫かな。

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