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永瀬side
なんとか体をねじらせ、ゆっくり動いて脱出を試みてから はや１０分。
あともうちょっと…
よしっ！
なんとか紫耀を起こさずに布団から抜け出した。
紫耀にバレないように、横にあった抱き枕を前に置くとそれにぎゅっと抱きついた。
うん、大丈夫やな。
そーっと歩いて下に降り、だいぶ遅い昼飯を一人食べる。
一人で家飯食べるん久々やな。
みんな仕事頑張ってるかなぁー…
ピコン
永「ん？」
じんしょうどんな感じ?
さすがじん。すげータイミング。
俺結構熱上がってきちゃってしんどそう。 ほんま休ませて正解やったわ。
じんそっか。やっぱり無理してたんだな。 しょうのことよろしくね
俺はいよ。じんも仕事頑張って
他のメンバーは仕事中なんかな？
既読つかへんし。
昼飯も食べ終わり、溜まっていた洗濯を回して外に干そうとした時、
ザーッ…
永「ええっ！！」
突然の土砂降り。
永「まじかよー…部屋干しするか」
そのまま部屋に戻ってテレビをつける。
ちょうど天気予報をやってて、まさかの台風接近してるんですけど！
知らんかったぁ…
みんな大丈夫かな。
外ロケやったら確実に中止やろうし。
洗濯を干して、とりあえず一人残した紫耀のところに戻った。
ガチャ
平「うぅっ…グスッ…ぇん…ヒック…」
起きてたかぁ…
永「しょお、ごめんな一人にして」
一人が心細かったのか、布団をぎゅっとしたままボロボロと泣いちゃってた。
平「ケホケホッ…一人…やぁ…うぇぇん…、、ぇん、、いなかったぁ…ヒック、はぁはぁ…」
永「(ぎゅっ)ごめんごめん。寂しかったな。ほら、ぎゅってしてるからもう離れへんよ。だから泣き止も」
嗚咽を漏らして咳をしながら泣く紫耀はめっちゃしんどそう。
永「しょお、お熱上がっちゃうから。な？」
平「ヒック…も、、いかな…ぃ？ケホッ」
永「もう行かん。そばにおる」
俺がそう言うと、嬉しそうに笑ってくれた。
昔からこの顔見るとなんか安心するんよな。
紫耀をベッドに寝かせて、スマホをいじりながらトントンする。
平「ケホッ、、ぇん…な、、に…見て…る？」
永「んーと、台風情報やで」
平「たい、、ふ…？」
永「そっ。今接近してるんやってさ。多分明日までは雨止まんなぁ」
みんな大丈夫かな…
ちょっと心配しつつ、俺は目の前の紫耀の面倒見なな。
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか？よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます！確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮（引きこもり）が何故か強盗（立てこもり）に見えちゃって、ずっと、ん？って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん！そう言っていただけてかなり救われました！笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年6月15日 10時
