9 ページ20
岩橋side
あれから、俺と岸くんが交代で寝ながら二人の様子を見てて。
今は廉の部屋にいる。
永「…ん…」
岩「れん。大丈夫?」
永「ケホッ…えっ…玄樹?なんで?」
岩「俺と岸くんは天候が落ち着いたから帰ってこれたんだ。今は岸くん寝てるけど。帰ってきたら廉が倒れたって聞いてびっくりしたよ」
永「俺、倒れたん?あっ、冷えピタついてる」
廉は倒れたあたりの記憶がないみたいで、冷えピタをコシコシ触ってる。
岩「いつから熱あったの?」
永「えと…台風で窓が外れて雨が吹き込んできちゃって、、ケホケホッ…それを取り付けてたらびちゃびちゃなって。ゲホッ…そのあたりからかな」
雨でびちゃびちゃて。
そりゃあ熱も出るでしょうよ。
岩「熱あるのにどうせ無理してしょおの看病してたんでしょ?ほんとにもう…」
永「いや、別に無理しては…あっ!!ってかしょおは?!」
廉はそのまま起き上がろうとするから、すぐにベッドに押し戻した。
岩「こらっ、動かないの!しょおは今は眠ってるから大丈夫。だから気にしないで寝なさい。まだ熱もあるんだから」
永「はぁ、、ケホッ…わかったよ」
ふぅ…世話がやけるよほんと。
そのまま反対側を向いて大人しくなったから、そっと覗き込んだらもう寝てた笑
そのまま紫耀の部屋へ移動。
岩「しょおはどうかなぁ…うーん、、かなり熱いね」
これで冷えピタ何枚目だろ。
すぐぬるくなっちゃう。
岩「貼りかえるねー…」ソー…
平「はぁ…んん…ケホッ」
岩「ごめんねしょお、起こしちゃったね」
うっすらと目を開けた紫耀に話しかけるけど、焦点が合わずボーッとしてる。
岩「しょおー?しんどいとこある?」
平「…げ、、んきぃ…?」
岩「うん、そうだよ。帰ってきたんだよ」
平「…ケホッ…ね、、」
岩「うん?なぁに?」
平「れぇ…ん、、ぃな…ぃ…」
あー、廉ねー…
そうねぇ…
岩「廉は自室にいて今ここにはいないかなぁ」
優しく答えた…つもりだったんだけど…
平「グスッ…ぇん、、ふぇぇ…ケホッ…れぇ、、ん…ヒック…」
岩「しょ、しょおー!俺がそばにいるから、ね?」
平「やっ、、やぁぁ…!ヒック…れぇん…が、、ぃぃ、、のぉ…ゲホゲホッ…」
どうしよぉ〜
泣き止んでくれそうにないよー…
廉は熱で寝てるしなぁ。
正直に言った方がいいかな、、、
納得してくれるかもしれないし。
岩「あのね、しょお…」
391人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか?よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます!確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮(引きこもり)が何故か強盗(立てこもり)に見えちゃって、ずっと、ん?って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん!そう言っていただけてかなり救われました!笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします! (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2019年6月15日 10時