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岸side
朝からなぜか廉の機嫌が悪い…
それに、誰よりも紫耀を大事に思っている廉があんなひどいこと言うなんて。
廉はそのままリビングから出ていった。
岸「しょう、気にすんな」
平「……」
岸「しょう？」
平「…あ…うん、、そう、だね」
紫耀はわかりやすい作り笑顔を俺らに向け、そのまま出ていった。
なんか、、嫌な予感がする。
そんな気がして、たまらず廉を呼び出した。
こういう時くらい、リーダーとしてまとめないとな。
それに、みんながギクシャクしてるのも嫌だから。
スタジオに向かって歩いてる時、二人をチラッと見ると、俯いて元気のない紫耀を廉が気にしながら歩いていた。
やっぱりあいつも後悔してるんだ。
本心なわけないし。
色々と考えながらセット横を通り過ぎた時、
ガラッ
え、なんの音？
変な音がしたと思ったら、
平「れんッ！！！」
紫耀の声がスタジオに響き渡り、ものすごい音を立ててセットが崩れ去った。
音がやんで崩れた方を見る。
岸「え…しょうッ！！！」
セットの下には…、
うつ伏せに倒れる紫耀がいた。
俺らはすぐに駆けつけ、スタッフさんたちと必死でセットを退ける。
神「しょう！！」
岩「しょお聞こえるッ？！」
高「やだ、、やだッ…しょおッ！！」
岸「救急車呼んでくださいッ！！」
みんなパニックで落ち着いてる人なんていない。
スタッフさんがすぐに救急車を呼んでくれ、意識のない紫耀に声をかけ続ける。
岸「しょう！すぐに救急車くるからなッ！」
岩「頑張るんだよ！！」
神「みんな側にいるからッ」
高「うっうぅ…やぁ…しょお…」
泣いている海人の肩を、震える手で抱き寄せる。
紫耀、死ぬなっ……
「はっ、、はぁ…はぁ…うっ…」
その時、どこからか不規則な呼吸音が聞こえてきた。
ス「な、永瀬さんッ！！」
スタッフさんの声が聞こえた方を振り向く。
岸「れんッ！！」
床に膝をつき、胸を押さえながら過呼吸になっている廉だった。
すぐに駆け寄る。
岸「れん、どうしたッ？！」
ス「急に崩れ落ちてしまって…！」
永「はぁはぁ…ケホケホッ…はぁ…」
岸「…廉、大丈夫。ゆっくり呼吸して」
優しく抱きしめて背中をさする。
永「はぁ…ゆ、、た…ゲホゲホッ…いき…が、、くるしっ…はぁ…」
岸「苦しいな。俺が側にいるから大丈夫だよ」
でも、なかなか治らない。
どうしたらいいんだよッ…
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか？よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます！確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮（引きこもり）が何故か強盗（立てこもり）に見えちゃって、ずっと、ん？って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん！そう言っていただけてかなり救われました！笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年6月15日 10時
