�ツ未衙� ページ42
平野side
今日はね、めずらしく夜からの仕事なんだ。
だからさっきまでは、うーん、、半日オフみたいな感じ？
夜の２１時。
みんなで夕飯を食べて、俺だけ家を出た。
そろそろマネさんが来るから、家の近くのいつも車で拾ってもらうところで待ってる。
平「はぁ…さむっ…まだかなぁ、マネさん」
その時、
タッタッタッ
足音が近づいてきたと思ったら、目の前に男が現れて、
平「…ッ！…え…」
お腹に違和感を感じ、そっと見る。
お腹に突き刺さる、、、ナイフ…
真っ赤に染まっていく服…
俺、刺されたの？
視界がぼやけていく。
平「うっ…(ドサッ)」
そのまま目の前が真っ暗になった。
・
目を開けたら、
ぼやけた視界の中に、うっすらと見える白い天井。
口には緑の何かががついてる。
何があったんだっけ…と思っていた時、
永「しょおっ！！わかるか？！」
高「しょお、よかった…」
岸「俺らも心臓止まるかと思ったよ」
岩「ここは病院だよ」
神「何があったか覚えてる？」
みんな、、
なにがあったか…
なに…が…、、、ハッ…！
あの時の男が脳裏に浮かび上がってきた。
平「…はっはぁ…はぁ…こわっ…こわい…はぁはぁ…やめ、て…」
永「しょお大丈夫！もう怖くないから。落ち着いて」
廉が優しく覆いかぶさってきて、背中をさすられた。
平「おれ、、刺さ…れ…、、はぁはぁはぁ…ゲホゲホッ…うっ、、はぁ…はぁ…」
俺は思い出してから、もうパニックになってしまって、酸素マスクをつけてるはずなのに、息ができなくなってきた。
それに過呼吸で力が入って、お腹の傷もなんか痛い。
岸「しょう、ゆっくり呼吸しよう。俺の真似して。スー…ハー…」
平「やだ…はぁはぁ…やっ、、ゲホッ…たすけ…」
永「しょお、もう怖い人いないよ」
岸「一緒にやってみよう。スー…ハー…」
平「はっ…はぁ…スゥ、、ゲホゲホッ…はぁ…はぁ…ハー…」
岸「そう、できてるできてる。ゆっくりな」
平「スー…ケホッ…はぁ…ハー…ケホケホッ…いッ…」
岩「お腹痛い？よね。過呼吸で力入っちゃったから」
玄樹が頭を撫でてくれた。
岸くんの呼吸に合わせて一緒にやってたら、少し楽になってきた。
平「はぁ…はぁ…」
岸「大丈夫か？」
平「(コク)」
岩「頑張ったね」
疲れ切った俺は、そのままベッドに体を預けて目を閉じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 386人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - ありすさん» ありすさん、いつもお読みいただきありがとうございます！リクエストもありがとうございます♪お話考えてみますね！これこらも宜しくお願いします☆ (2019年6月15日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - しょうれん要素多めでお願いします！ラストは廉くんにしばらく甘えたになってしまう展開をお願いします！長々失礼しました。宜しくお願いします。 (2019年6月14日 21時) (レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 初めまして。ありすと申します。いつもお話拝見させていただいてます！早速で申し訳ないのですが、リクエストよろしいでしょうか？ファンにしつこく言い寄られている平野くんをメンバーが発見してファンから守るお話を読んでみたいです！ (2019年6月14日 21時) (レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、嬉しいお言葉ありがとうございます！ご満足いただけてよかったです。リクエストは今いただいているものの後になってしまいますが、考えてみますね。これからもよろしくお願いします。 (2019年6月10日 13時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 盗撮犯の設定ですが20代後半の男。紫耀くんアンチの人。盗撮の理由はテレビで有名になってる紫耀くんにムカついたから。 (2019年6月10日 12時) (レス) id: 5952bc852d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴はる
| 作成日時：2019年6月1日 21時
