俺らが紫耀を守るから4

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永瀬side

紫耀が事故にあったと聞いた時、俺の頭は真っ白になった。



紫耀が、、事故って…

は…何言うてるん…？




信じられなくて病院に向かったらマネさんがいて、事故の一部始終を聞いた。





夢なんかじゃなかった。
現実、、やった…。





言葉なんて発してる余裕もない…

もう、紫耀がいなくなったらという恐怖でどうにかなりそうだった。




そんな時優太が話しかけてきてくれて、少しホッとした。





手術が終わり、出てきた紫耀は見ていられないくらい痛々しくて。






でも……ちゃんと生きてる。

俺らの元に、戻ってきてくれた…





そのことが嬉しくて、ものすごく安心して、立つこともできず気づけばボロボロと涙が止まらなくなってた。
優太は何も言わず、そばについててくれて。

ありがとな優太。






病室に入った時、みんなは俺を見て心配げな顔になった。

きっと、泣いたのバレたよな。

でも、聞かないでくれるみんなの優しさがありがたい。



ベッドには、呼吸器をつけられて眠る紫耀がいて、手を握るとあったかかった。






ちゃんと生きてるんやな、紫耀。






でも、今にも消えてしまいそうな儚さがあって、もしかしたら明日には…、、この温もりがなくなってるかもしれへん。



そんなこと考えたくない。

けど、そんな感情が頭をよぎるたびに俺は壊れそうになる。





側にいてやりたい。





みんなはそんな俺のわがままを許してくれた。



それからは泊まり込みで紫耀の看病をした。
正直、トイレとかでそばを離れるのすら怖い。
寝るのだって。


でも、みんなと約束した。

今回は無理して倒れたりはしないって。

それに、俺が倒れたらそばにいてやれなくなるし。


みんなが俺や紫耀の分も仕事頑張ってくれてるんやから、俺はしっかりと紫耀の面倒見ないとな。





じん、玄樹、海人がきて、俺や紫耀と少し話した。

もちろん紫耀には一方的に話しかけるだけ。


高「しょお、今日の収録すっごい楽しかったんだよ。俺もいっぱいしゃべったんだー！」

岩「最初は緊張しまくって、汗ダラダラだったけどね笑」

高「ちょッ、それ言わないでよー玄樹くん！」

４「「アハハハ！」」


みんなと笑い合ってると安心する。
早く紫耀の笑い声が聞きたいよ。



みんなが帰っていって、あとは優太か。


紫耀のそばにいたいって言った時もやけど、仕事を休むって事務所に話に行く時、優太が一緒に来てくれた。

ほんま、ちゃんとお礼言わな。

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