俺らが紫耀を守るから4

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平野side

目を開けると、なぜか俺のベッドに寄りかかって岸くんと海人が寝ていた。



二人ともどうしたんだろ…？


起こすのも悪いし。



そう思って体を起こそうとしたけど、昨日よりもさらに鉛の体になってる。


ウェイト付けてたっけ？っていうレベル。


平「うぅ…くっ……、、っしょ」


なんとか力を入れて起き上がり、立ったところでよろけて壁にぶつかった。


平「はぁ…はぁ…」



なんとかフラフラと部屋を出る。


今日も朝から仕事だから…早くしないとマネさん来ちゃう。




でも体は思ったように動かない。

頭がガンガンする。呼吸も苦しい。

それに、ふわふわした感覚が気持ち悪い。




平「ケホケホッ…」


なんとか支度してリビングを出ようとした時、



ガチャッ

岸「しょうっ！！お前何やってんだよッ！」


岸くんと海人が駆け込んで来た。


何って、仕事だけど…



岸くんたちなんで怒ってるの？

俺怒られるようなことしたかな。



高「しょお、夜中倒れたんだよっ？！これ以上無理したらどうなるか…」



俺いつ倒れた？

そういえば、ベッドに行った覚えないな。




…あっ時間やばい。
行かなきゃ……



歩き出した時、



グラッ
力が、、はいらな…




とっさに岸くんが受け止めてくれた。




体がだるくてすごくしんどい。

目の前が霞む。


でも、仕事…





使命感から、なんとか体を動かした時、

高「ティアラ達だってこんなしょお、きっと見たくないよ」



海人にそう言われ、俺の体は反応した。


そう、だよな。
海人のいう通りだ。

こんな姿見せても心配させるだけだ。



もうあらがう元気も俺には残ってなくて、ひたすら岸くんに体重を預けた。




俺、最近おかしいんだ。

体がしんどくてしんどくて、、

どうしちゃったのかなぁ…




突然、体をふわっと持ち上げられどこかにおろされた。

そして脇に冷たいものを挟まれる。



されるがままだな。






何も考えたくなくてぐったりしてたら、携帯がなった。

動けないから携帯取れない…




そしたら岸くんが出てくれて、仕事も無くなったって。

正直、しんどすぎてほんとに動けなかったから、よかったかな。

迷惑もかけずに済むし。







でも、安心したのも束の間。




…はっ…はぁはぁ…ゲホゲホッ…はぁ…




悪化してきて、目も開けていられない。




もうやだよぉ…

こんなしんどいのやだ…


岸くん、海人、助けて…

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