俺らが紫耀を守るから55

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平野side

「しょう起きれる？」

平「……ん」


体を揺すられてる感じがして目を開けたら岸くん。


平「…岸くん」

岸「ごめんな起こして。気持ち悪さはもうない？」

平「…うん、、もう大丈夫」

岸「そっか」


ずっと寝てたせいか熱のせいか分からないけど、凝り固まってた体をぐーっと伸ばした。

てか俺すげぇ汗だく。


岸「めちゃくちゃ汗かいたな。お陰で熱下がってる」

平「うん、楽になった感じする」


体がだいぶ軽くなってるからたくさん熱を外に出せたからだろう。


岸「着替えよっか」

神「あっおはよう」


じんたち帰ってきたんだ。

えっ今何時？


平「えっ19時」

岸「おう、すげー寝たな」

平「ほんとだ笑」

神「しかも汗だくじゃん」

岸「神宮寺、悪いんだけど着替え持ってきてもらっていい？」

神「おう、待ってて」


じんが俺の着替えを取りに行ってくれた。

着替えておかゆを食べて、お腹もいっぱい。

気持ち悪くなることもなかった。


永「しょお、もう平気か？」

高「しんどくない？」

平「うん、大丈夫。れん、岸くん、看病してくれてありがとね」

永「元気なってくれてよかったわ」

岩「でもまだ無理しちゃダメだよ。薬飲んで早めに寝よう」

平「うん」


のちのち廉に聞いたら俺胃腸炎だったらしい。

みんなにうつることはなかったしそれはよかった。


平「汗かいたからお風呂入りたい」

岸「大丈夫か？」

平「うん」


シャワーを浴び、岸くんが湯を張ってくれたからゆっくり浸かって。

あーあったかい。


平「ふー気持ちよかった」

神「ほら早く髪乾かさないと」

高「熱上がっちゃうよ」

平「分かってるって」

永「しょおこっち」

平「えっいいよ」


何故か廉につかまり、ソファにの前に座らされて髪を乾かしてもらってる。

岸くんが持ってきてくれた水を飲んだ。

なんか、俺めちゃくちゃお世話されてるんだけど笑


平「もう平気なのに」

高「だーめ。甘えときなさい」

平「はぁ…」


まぁ、いっか。


もう十分寝たから全然眠くないのにみんなが寝ろってうるさくて、無理やり横になったら廉にとんとんされて、眠くなかったのに気づけば寝てしまっているという。

俺子どもじゃん笑


みんなに助けられたよ。ありがとう。

end
ーーーーーー
『胃腸炎』編、完結です。

なかなか書き終わるまでに脱線を重ね時間がかかってしまいました、ごめんなさい！

夜々さんのリクエストでした。

お読みいただきありがとうございました。

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