俺らが紫耀を守るから54

ちびっこ紫耀9 ページ9

岩橋side

岩「はいもしもし、、あっこんにちは。はい、はい…あっほんとですか！ありがとうございました！」

神「どうだった？」

岩「インフルじゃないって！あーよかった」


翌朝、病院から電話が来てインフルではなかったそう。


岸「ほんとよかった」

高「インフルならなかなか熱も下がらないもんね」






岩「れん！インフルじゃなかったって！」

永「あっほんま？よかったー」


和室の廉にも報告。

紫耀はまだスヤスヤおねんねしてて、昨日の夜からもうぐっすりなのよ。

昨日病院から帰ってきて、薬飲ませたくて起きるの待ってたんだけど全然起きないから無理やり起こしたら、そこでぐずぐずになっちゃって。
なんとかゼリーに薬混ぜて飲ませたもののまた泣き止ませるの大変だったんだよね。

いつもはこんなにぐずる子じゃないんだけどさ。
熱出した時は異様にぐずっちゃうの。


永「ほんま全然起きひんわ。熱はまだあるけど少しマシかも」

岩「薬が効いたのかもね」


優しく頭を撫でながら微笑む廉が母親に見えてきた笑


岩「今岸くんがうどん作ってくれてるから、起きたら食べさせよう。ゼリーしか食べてないしね」

永「せやな」






高「あっ！しょおーおはよー」

永「起きたでー」


昼頃、ようやく紫耀が目を覚まして廉に抱き抱えられながらリビングにやってきた。


岩「しょお、しんどくない？」

紫「…ん」

岩「んー、まだしんどいよね」


赤い顔で廉のお胸にピッタリ。

まだ熱高いもんな。


岸「おうどんできたよ。食べれるかな？」

永「しょお、おうどん食べられる？」

紫「…んー…」


まだぐずぐずさんかな？

胸に顔埋めちゃった。


高「しんどいもんね」


海人は優しく頭撫でてる。


神「食べられるだけ食べよっか。お椀に入れるね」


薬も飲ませたいし食べてくれたらいいんだけど。

昨日もゼリーだけだから、ちゃんとお腹に何か入れないと風邪も治らないしね。


永「はい、あーんして」

紫「…(フルフル)」

永「お腹すいてない？」

高「食べたくないのかな」

永「しょお、ちょっとだけでいいから食べよ？」

紫「いやぁ…」

神「んー、昨日からぐずぐずさんだね」


どうしたんだろう。
やっぱしんどいからかな。


永「しょおお願い。少しだけ。お口開けて？ほらあーん」

紫「…んっ…ゔっ、おぇぇっ…」

永「あっ！！ちょっ！ふきんふきん！！」

岸「おう！」


廉がうどんを口に持っていったらそのまま戻してしまって俺らパニック。

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