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平野side
久々に聞いた廉の声は余裕がなかった俺の心を一気に落ち着かせた。
永(しょお、なんやまた泣いてんのか？)
平「…泣いてないっ…」
永(ははっ、泣いてないか。どしたん？やなことあった？)
平「……ぅん」
ずーっと一緒だった。
俺がこの世界に足を踏み入れた時からずっと。
どんなことも一緒に乗り越えてきた戦友、仲間。
だって、常に俺が隣を見れば廉がいたんだから。
俺が東京に来た時も、その後すぐに廉もきてびっくりしたの覚えてる。
ずっとグループも一緒で、俺らはそういう運命だったのかもなぁと今となっては思ってるよ。
廉がいることが当たり前だったんだ。
永(不眠症なったら、ぐうじか岸さんに相談するんやで)
平「ん」
永(仕事でいっぱいいっぱいなってご飯食べられへんようなったら、おにぎり一個でもええから食べること)
平「ん…」
永(熱出したら、一人で隠さずに…ぐうじでも岸さんでもマネさんでもええから言うこと。病院行くこと。いい？)
平「んっ…」
ほんと過保護なんだから…
俺が熱出した時も、咳しただけで風邪ひいたんか？っていっつもうるさく言ってきてさ。
でもいつのまにか廉が気づいてくれることが俺の安心にも繋がってて。
しんどい時は頼っていいんだって思わせてくれた。
永(蕁麻疹、出るくらいまでまた無理したら…あかんよ)
平「ん、」
永(一人で我慢したらあかんよ)
平「…んっ」
永(…ふぅ、、しょお)
平「…うん」
永(ありがとう)
平「え？」
なんで、、なんで廉が俺にありがとうなんて。
永(ずっと、俺も海人も……しょおに頼りっきりやったんやなって…2人になってからものすごくわかった。たくさん抱えてくれてたんやって……ごめんな)
平「…れん」
永(大人に注意されたりさ、説明されたりさ、、いっつもしょおが引き受けてくれてたやん…。俺らはあとでそのこと知って…しょおに甘えてたなって思う。もっと、、一緒に背負ったらよかったって。ごめん)
平「れん…やめて？…俺、れんと海人に感謝してるの…。2人がいてくれたから、俺家族と離れてても頑張れた。どんな時でも踏ん張れたの。ありがとう」
正直、名古屋に帰りたい時もあった。
しんどくて逃げ出したいこともあった。
けど、廉と海人がそばにいてくれたから。
一人じゃなかったから。
平「ありがとう…」
永(…うん、ありがと)
俺にとって戦友で、もう家族みたいな存在で。
廉も海人も大事な弟。
それはこれからも変わらない。
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晴はる(プロフ) - なーちさん» なーちさん感想いただきありがとうございます！！そう言っていただけてよかった！安心しました(^^)話が思いつかずなこともありますが、妄想するのは楽しいし好きで続けてるので皆さんに読んでいただき感謝です(〃ω〃)これからもよろしくお願いします♪ (11月3日 21時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
なーち - 晴れはるさんありがとうございました！もうほんとに感動しちゃいました、！！お話を考えることって大変だと思いますがこれからも応援してます！ (11月3日 11時) (レス) @page50 id: 1b96fb27b3 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ロウリュゴリラさん» ロウリュゴリラさん、いつもお読みいただきありがとうございます！感動しながら読んでくださったなんて作者としてはものすごく嬉しいです(*^^*)誰も彼らを傷つけていいわけないし、ファンは彼らを守っていける存在でいたいです。これからも是非読んでやってください^ ^ (10月31日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ロウリュゴリラ(プロフ) - これからもステキな作品を楽しみにしています。いつもありがとうございます (10月30日 22時) (レス) id: 3f22d2e167 (このIDを非表示/違反報告)
ロウリュゴリラ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。最後のお話は、リアルに想像してしまって大号泣しました。明日、目がポンポンになりそうです。彼らも人間だから、嫌なことを見れば傷つくし、そして、誰かが傷付いたら支え合っているんだろうなぁと私も思います。 (10月30日 22時) (レス) id: 3f22d2e167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2023年9月17日 22時
