俺らが紫耀を守るから51

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岸side

岸「しょうっ！どうしたっ！」


本当に突然だった。

海人が話しかけた途端、おかしな呼吸が聞こえてきて、紫耀はそのままその場に崩れ落ちた。


平「ﾊｧﾊｧﾊｧｯ……ぅっ、、ﾊｧｯﾊｧｯ」

永「しょおっ！！大丈夫や、こっち見てごらん？」

神「ゆっくり深呼吸してみようね」


咄嗟に廉とじんが駆け寄り、体を支え背中をさすりながら一緒に深呼吸を促してる。


高「しょおっ、いきなりなんでっ…」

平「はぁっ、はぁっ、くるしっ…ゲホゲホっ」

神「大丈夫だよー、すぐ治るからね。すぅー、はぁー」


それから１０分くらいかかったかな。

パニック気味だったせいでもあるのか紫耀の呼吸はなかなか戻らなくて、戻った頃にはもうぐったり廉に寄りかかってた。


永「よー頑張った。びっくりしたな」

神「準備は明日の朝にして今日はもう休もう」

平(…コク)


みんなで部屋に連れて行き、ベッドに寝かせるとすぐに寝息が聞こえてきた。


永「…相当きてんな」

神「結構やばいね。まさか過呼吸なるなんて」

高「なんで急になったんだろ…」

神「多分疲れとストレスと寝不足といろんなことが重なったんだと思うよ」

岸「心も、、相当追い詰められてんだろうな」

高「…そうだよね」


もちろんそれは紫耀だけじゃなくてみんななんだけど、特にドラマで忙しい時にだから余計きたんだろうな。

紫耀に布団を被せ、電気を消してみんなその日は静かに散った。





永「おはよ」

神「おはよう」

永「しょおは？」

神「まだ起きてきてない」

永「見てくるわ」


廉が紫耀の様子を見に行った。



ガチャ
岸「あっ、おはよ！」

平「……ん、、おはよ」


しばらくして入ってきたのは、廉に体を支えられてる真っ白な顔をした紫耀。


神「やっぱり身体しんどい？」

平「ううん、、平気」

永「あほ。ベッドから落ちそうなったくせに平気なわけないやろ」

高「大丈夫？」

平「うん」

神「新幹線乗ったら寝れるからね」

平「うん」


紫耀がシャワーに入ってる間、俺らで紫耀のお泊まりセットをまとめ、マネさんがくるまでに終わらせた。





岸「しょう、奥いいよ」

平「…ん、、ありがと」


新幹線に乗ったら奥に座らせ、紫耀はすぐに壁に寄りかかった。


神「俺が隣座るね」

永「なんかあったら言ってや」

神「わかった」


神宮寺に紫耀の様子を見ててもらうしかないか。

ーー

昨日のじんくんのインライ可愛かったですね(^^)
ファンに時間をくれてありがとう♡

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