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神宮寺side
まだ近くにいるであろうマネさんに電話すると、速攻で来てくれた。
ぐったりした紫耀を慌てて乗せて病院へと向かう。
マ「この時間は渋滞してるからちょっとかかるかもなぁ…」
5分ほどで着くはずが、渋滞にはまって20分してやっと病院に到着した。
岸くんが先に電話で事情話してくれてたから、すぐに処置室に通してもらえて。
そのまま紫耀はどこかに運ばれていった。
医「今の時点で熱は40度を超えていて、意識も朦朧としている状態です。さらに軽い脱水症状も起こしていますので、このまま病院に連れて来なければ危なかったでしょう」
紫耀そんなに危険な状態だったんだ…
廉が紫耀の家に行こうって言ってくれてなかったら危なかったな…
医「平野さんはお一人暮らしですか？」
永「はい」
医「そうですか…。昨日から食事も取っていなかったようですね。おそらくお渡しした薬も全く飲めていなかったんでしょう」
あっ、家を出るときに慌てて掴んだ薬の袋
開けてみると、一つも開封された形跡がなかった。
岩「誰かがちゃんとついてあげてたらこんなことには…」
俺たちは紫耀を一人にしたことを悔やんだ。
医「でも今は点滴して呼吸も落ち着いて来ましたし、もう大丈夫ですよ。終わったらお帰りいただいて結構です。ただ数日はどなたかが側について様子を見てあげてください。薬も必ず飲ませていただくようにお願いします」
5「「わかりました」」
俺たちは紫耀のいる処置室に案内された。
さっきまで真っ赤な顔で辛そうに呼吸をしていた紫耀は、少し楽そうにスヤスヤと眠っていた。
神「紫耀、そばにいてあげなくてごめんな」
頭を優しく撫でると、少し表情が緩んだ。
永「これからは誰かが必ず側に着いて看病しよ」
高「そうだね！」
岩「早く治させてあげたいしね」
岸「今日はどうする？」
神「確か俺ら、明日偶然にもみんなオフじゃなかった？」
本当は紫耀だけが仕事だったんだけど、インフルで当然お休みだから、みんなオフだ。
岩「じゃあみんなで泊まり込みね！」
永「海人はちゃんと親御さんに連絡入れとけよ」
高「はいはい。ほんとに世話焼きなんだからー」
岸「あっ！俺 替えの下着とか持ってきてねー」
神「紫耀の借りたら良くない？」
岸「あっそうだな笑」
しばらくして点滴も終わって、岸くんの背中に眠っている紫耀を乗せて、待っててくれたマネさんの車で送ってもらった。
紫耀、もう一人にしたりしないからな。
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晴はる(プロフ) - ayaさん» ayaさん、いつもご購読いただきありがとうございます！そんな嬉しいお言葉をいただけるなんてとてもやる気が湧きました(*^^*)これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします♪ (2019年5月25日 1時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 466a75cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年5月13日 21時
