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平野side
俺は、広い草原に一人立っていた。
ここ、どこだろう…
誰もいない…何もない場所
しばらくボーっと辺りを眺めていると、
激しい風が吹いて、突然俺の足元が真っ黒になった…、いや…周り全てが闇に包まれて、、、俺の足は底なし沼のような地面に埋まり始めた。
えっ…
うそッ…！やだっ！誰か助けてッ…！！！
俺の体はズブズブと飲み込まれていく
手を伸ばしてもだれにも届かない。
声も出ない…。
俺……消えたくないッ！死にたくない…！！
誰か…誰かッ……！！
「……お、、ょお…、、、しょおッ！！」
平「…ハッ＿…ハァ…ハァ…ハァ、、、」
岩「しょお聞こえるっ？！」
うっすらと目を開けると、玄…樹…？
岩「よかった…。気がついたんだね。」
神「紫耀かなり魘されてて、涙流し始めるし…、マジで焦ったよ…」
高「しょお、もう大丈夫だよ。俺らがそばにいるからね。」
岸「よく一人で頑張ったな。もう一人じゃないから安心していいぞ。」
じん…海人…岸くんもいる…。
よかった……
でも、、、
平「…ハァハァ…、、れ、…ん、、は…？」
岸「廉なら大丈夫だよ。ほら隣見てみ？」
岩「…あっ、ちょっと岸くん…！」
なぜか玄樹がいっちゃダメみたいに止めてる。
俺はゆっくり目線を横に向けると、ソファで眠るれんがいた。
平「ハァ…ケホケホ…、、れ…ん…、ど、、か…ゲホゲホッ…した…の、、、？」
俺がそう言うと、みんなは気まずそうに目線を外した。
岸「いや…あれだ、、、その…あっ！…昨日遅くまでテレビ見てたみたいで、寝不足なんだと！」
神「はぁ…岸くん…。」
岩「ごまかすの下手すぎ…。」
高「顔に全部書いてあるよ…。」
だよね。
しんどくてボーっとしてる俺にでもそれはわかったよ。
平「だ…ぃじょ…、、ぶ、、ケホッ…なの…？…ハァハァ…」
岩「うん、大丈夫だから。喋るとしんどいでしょ？自分がそんな状態なのにいつも人のことばっかり心配するんだから…。」
神「何も気にしないで、今は早く怪我と風邪なおそ？ねっ。」
平「うん…」
でも…
何も言われなくても俺分かっちゃったよ。
多分れん、俺の看病して体壊したんでしょ？
前にも一度そういうことあったから。
れん…いっつもごめんね…。
でもお願いだから、自分の体大事にして…。
俺じゃなくて…。
体があまりにもしんどすぎて、
俺はまた目を閉じた。
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晴はる(プロフ) - ayaさん» ayaさん、いつもご購読いただきありがとうございます！そんな嬉しいお言葉をいただけるなんてとてもやる気が湧きました(*^^*)これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします♪ (2019年5月25日 1時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 466a75cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年5月13日 21時
