7 ページ15
平野side
みんなにこんなこと話していいのかわからなかったけど、そんな意識とは裏腹に口は勝手に動いてて、心の声が漏れ出した。
平「最近…全然 睡眠、、とれないっ…。朝から晩まで働いて、、、帰って少し寝ても…また仕事ッ…。もう…もうしんどくて…、、ストレスも…疲れもどんどん溜まってって、、。片頭痛までひどくなってきて余計に寝れなくて…、、ごめん…みんなだって忙しいのに…こんなこと言って、、、」
俺情けない…。
みんなだって寝てないのは一緒。
なのにこんなこと言うなんて…
俺ってほんとに弱い…
悔しくて、気づけばまた涙を流してしまっていた。
すると、そっと体を包まれて…
平「岸…くん？」
岸「しょう、ごめんな。そんなに苦しんでたのに、俺ら全く気づいてあげられなくて。」
岩「しょおは去年からずっーとブレーキかけずに走り続けてるもんね。だからしんどくなっちゃってもおかしくないんだよ？1人で辛かったね。でも言ってくれてありがとう。」
玄樹は頭を撫でてくれて…
神「紫耀はいつも一人で抱え込みすぎ。もっと俺らに頼ってきていいんだよ」
永「ストレス溜まって辛くなったら俺らに吐き出せばええ。メンバーってそういうもんやろ？」
じん…、れん…、
二人とも年下なのに、ほんとに頼りになって、
いつも俺のことを本気で心配してくれて…
高「みんなしょおのこと大好きなんだから！年下の俺にももっとしょおの抱えてるもの分けてよ」
海人…目が赤いから相当泣かせたんだな俺…。
俺のことを兄みたいに慕ってくれる可愛い弟…
平「ゔぅ…ヒック…みんな…、、俺も、みんなの事大好きぃ…！ありがとう…。ふぇぇ…」
永「あぁー…笑 もう泣かんの」
れんは優しく涙を拭いながら頭を撫でてくれた。
吐いたらみんなが引くなんて、そんなわけないのに。俺、なんでそんな事思ってたんだろっ…！
もう恥ずかしいとかなくて、みんなの前で思いっきり泣いた。
岩「しょお、泣いたらお熱上がっちゃうから」
平「うぅ…グスッ…、、ケホケホッ…うー…いたい、、」
永「ほら、咳まで出てきた。頭も痛いんやろ？今日は病院よって薬もらってから帰ろ？」
平「うん。」
その日を境に、俺の片頭痛はだんだんマシになっていった。
もちろん完全に治ることはないけど…
でもきっと、みんなに本音を言えたおかげでストレスが減ったんだね。
会う度に「大丈夫か？」って聞いてくるし笑
みんな、ありがとう！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 348人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - ayaさん» ayaさん、いつもご購読いただきありがとうございます！そんな嬉しいお言葉をいただけるなんてとてもやる気が湧きました(*^^*)これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします♪ (2019年5月25日 1時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 466a75cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴はる
| 作成日時：2019年5月13日 21時
