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平野side
平「んん…」
あれ、、真っ暗。
しかもあったかい…
平「……え？」
目を覚ますと、目を開けたはずなのに真っ暗で、何かに包まれてるみたいにあったかくて、ゆっくり顔を上げたら廉のどアップ。
平「…れん？」
寝てる…
えっ、なんで廉と寝てるの俺…？
平「…いっ！……てぇ…」
自分の体を見てみれば包帯だらけ。
このケガ……
なんだろう、なんか重大なことを忘れてる気がする。
平「…あっ、、」
そして思い出した。
男２人に、殴る蹴るのいじめを受けていたこと。
平「…あ、、ぁぁ……やっ……やだ…」
男の顔が、俺を殴ってる時の顔が頭に浮かんできて思わず頭を押さえる。
いやだ、思い出したくない。
怖い、消えてよ！
平「…やぁっ！…やめてっ…ﾊｧﾊｧっ…」
呼吸ができなくなってくる。
苦しい、助けて。
永「…ん、、ぇっ、しょおっ！」
平「…はぁはぁはぁっ、、くるしっ…」
永「大丈夫大丈夫。俺おるよ。一人ちゃうからね」
苦しくてダメだと思ってたら体が暖かい何かに包まれて、背中をさすってくれる。
平「はぁっ、けほけほっ…」
永「ん、大丈夫。しょお、もう怖くないからね」
廉が抱きしめてくれたんだ。
そうわかった途端に安心して呼吸が楽になっていく感覚。
平「…はぁ……はぁ……けほっ…」
永「しんどいね。ゆっくりゆっくり」
少しして呼吸が戻った。
廉がそばにいることの安心感ってすごいんだ。
いつもこうして俺を落ち着かせてくれる。
平「…れん…」
永「ん？」
平「…ありがと」
永「んーん、ごめんな」
平「え？」
なんで廉が謝るの？
永「俺がもっと早く気づいて助けてやれてたら。こんな痛くて怖い思いせんですんだのに。ごめんな」
平「……えっ、、知ってるの…？」
永「…おう。あいつらは捕まったよ」
廉、全て知ってたんだ。
平「じゃあ、、あの時助けてくれたのって…」
廉だったんだ。
すぐ気を失っちゃったから知らなかった。
平「、、俺が弱かったから…」
永「ちゃう。脅されてたんやろ？メンバーにも手出すって。守ってくれたんやろ？ありがとう。でもな、俺らはしょおが危ない目に合ってまで守ってほしいとは思わん。それは分かってて」
平「…ん、ごめんなさい…」
少しだけ廉に説教されて、っていっても抱きしめて背中トントンしてくれながら優しく言われた感じだけど。
気がつけばまたそのまま眠ってた。
なんか、廉の香りと温もりに安心した。
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晴はる(プロフ) - メイメイさん» メイメイさんありがとうございます(T ^ T)温かいお言葉で気持ちまであったかくなりました！頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします！ (6月16日 10時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 待ちますよ😉晴はるさんのペースでいいんですから。これからもお話ずっと続けてくださいね。 (6月16日 6時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» メイメイさん、大変お待たせしてしまってすみません！感想いただきありがとうございます！これからも書き続けていきたいと思ってますので読んでやっていただけると嬉しいです(*´ω`*) (6月16日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - ありがとうございました！まさか私のお願いしたお話だったとは。よかったです！また新しいお話も楽しみにしています。 (6月15日 2時) (レス) @page34 id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - りりりさん» りりりさん、いつもお読みいただきありがとうございます(*^^*)実は現在リクエストを溜めてしまっていることもあって募集をストップしてまして>_<ごめんなさい。ただこのリクエストの内容でしたら要素として入れやすいので、高熱関連の時に入れられたら入れますね^_^ (6月13日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2023年5月20日 2時
