俺らが紫耀を守るから43

special day 神くん ページ10

神さんの誕生日話、今回は昔を振り返るお話にしてみたいと思います！
楽しんでいただけると幸いです^_^

設定として、シェアハウスはしていません。
玄樹くんは脱退している設定です。

時系列めちゃめちゃです笑
バースデーに関係ない話たくさん出てきます。

許してくださいね。


神宮寺side

神「みんなからだ」



朝起きてスマホを確認すれば、メンバーたちから届いたおめでとうメッセージ。

本当は起きて０時を迎えたかったんだけど寝落ちしちゃって。



神「…ん？…あいつから来てないやないか」



イントネーションのおかしい関西弁で思わずスマホに突っ込む。


その理由…、親友である平野紫耀からメッセージが来ていない。



神「もしや忘れてるな」



紫耀は基本的にメールが苦手。

しかも今はドラマで忙しいこともあってそっちに意識がいってるんだろう。

仕方ない。


少し寂しさを感じながらも支度をする。

誕生日といえど仕事はあるわけで。



神「…はぁ」



なんとなく消化できずにスマホのメッセージ画面を開いてみるけど、やっぱり来てない。

じんくん泣いちゃうよ？




・




俺と紫耀が出会ったのは、お互いまだまだジュニアとして頑張ってた頃だった。



神「えっ？２人じゃないの？」

岩「うん、ほら、関ジュのしょおって覚えてる？」

神「平野紫耀？」

岩「そう」



玄樹はああ見えて意外と顔が広い。
すぐにいろんな人と仲良くなれる。

紫耀と最初に仲良くなったのも玄樹だった。

いつものように休みの日に遊ぶ約束をすれば、そこに紫耀も来た。



神「…俺仲良くなれる？」

岩「大丈夫だって！めちゃめちゃ面白いから」

神「ん？」



やっぱり関西ジュニアだからお笑い力が高いとか？



平「…こんにちは」

神「こんにちは、神宮寺勇太です」

平「平野紫耀です…」

岩「なんか硬くない？笑 ほら行くよ〜」



始めは緊張していたけど次第に仲良くなって、次から次へと飛び出す天然には驚いてばかりだった。

服の趣味もそう、車やバイクとか趣味がすごく合って、紫耀と２人で遊んだりして玄樹には何度文句を言われたか。

少クラの企画でも「親友は？」って質問に俺と紫耀はお互いの名前を書いちゃって、俺らを書いてた玄樹は怒ってたなぁ。

だって玄樹は俺らの中じゃ姫だから仕方ないんだよ。



平「じん！」

神「おう！今日も東京？」

平「うん、同じ舞台に出るからよろしくな！」



よく東京に来ていた紫耀とはかなり仲良くなった。

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