俺らが紫耀を守るから43

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平野side

平「はぁ……ん…」



体の熱さと息苦しさで横になってるのもしんどい。



平「んっ、、ぅ……」



無理に体を起こし、床に足をつくと力が入らずへなへなと床に落ちた。


喉乾いたな。
なんか飲みたい。



平「はぁ…っしょ…」



なんとか体に力を入れ、壁伝いに移動する。
少しの移動だけで息が上がって頭がくらくらして、情けないな俺。



平「れんたち……出かけたのかな…」



さっきまで部屋にいた気がしたんだけど。


2人だって疲れてる中でせっかくのオフなのに、俺が潰すのは申し訳ない。
だから自分の事やっててくれた方がホッとする。



階段はひどく冷たくて、足から冷たさが伝わってきて震える。

落ちないようにゆっくりゆっくり…



高「れんがっ…れんが悪いんでしょっ！！」

永「だから謝ったやんっ！！お前も謝れや！！」

高「なんで俺が謝らなきゃいけないのっ？！！」

平「え？」



途中まで降りてきたところでリビングから聞こえてくる２人の声。

喧嘩してる？



ガチャ

ドタッ


ドアを少し開けたところで力尽きて床に座り込んでしまった。



平「れん…？はぁ…はぁ……かい、と？」



隙間から覗くと胸ぐらをつかむようにして言い合いをしてる廉たち。



高「れんなんて大っ嫌い！！」

永「…海人なんか嫌いやっ！！」



やめて、喧嘩しないで。


理由は分からないけど、大好きなメンバーが喧嘩してるのを見るのは辛い。



平「止め…なきゃっ……うう…」



ダメだ力が…

ここまで歩いてきただけでもう全身の力が奪われたみたい。



高「れんはしょおのことなんてどうでもいいんだ！！迷惑だって思ってるんでしょ！」

永「はぁ？！なんでそうなんねん！お前こそ思ってるんちゃうんか！！」



え……

喧嘩の原因って、、、俺…？

俺が、体調崩してばかりだから？



平「……そっか、、俺のせい………ﾊｧｯ、、あれっ、ﾊｧｯﾊｧｯ……」



その瞬間、突然呼吸ができなくなった。


ーーーーー
これで43章終わりです！
お話の途中ですが移行しますね。

途中更新ができなくなるような辛いことが起こったりもしましたが、皆様に支えて頂きました！多くの方にお読みいただけて嬉しいです(*^^*)
それにこの1か月で考え方がだいぶ変わったような気がします。キンプリのために今できることをしたいって思えるようになりました。きっと皆さんもですよね。
そして今回のことをきっかけに、さらに彼らとティアラが好きになりました(#^^#)

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