俺らが紫耀を守るから42

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マネさんside

マ「じゃあ行ってらっしゃい」

平「行ってきます」



点滴を終え、少し体が楽になったのかぐっすりと眠ってた平野だったけど、着く間際に目が覚めたみたいで手を振りながらスタジオに入って行った。



マ「みんなもう着いてるのかな」



他のメンバーは後輩のマネージャーが迎えに行くことになってたから、もう先に着いてるはず。


やっぱり平野のこと、永瀬だけにも伝えておいた方がいいだろうか。


いや、でもあとで平野に怒られそうだな。



マ「んーーー…」

永「マネさん何してんの？」

マ「うわぁぁっ！！」

岸「びっくったぁー！」

高「マネさん急に叫ばないでよ！」

マ「あっわりぃ！」



ちょうど今着いたらしく、後ろにみんな立っててびっくりした。



マ「おっ、おはよ！」

神「おはようございます。しょうはもう着いてるんですね」

マ「おう！たった今な」

岩「どうでした？しょお」

マ「…えっ？！」



どうでしたって？


なにがなにが？



岩「最近あんまり会えてなくて心配なんですよ」

マ「あっ、あー…そういうことか。元気、だけど？」

岸「よかった！じゃあ行くか！」

高「マネさんバイバーイ」

マ「行ってらっしゃい…」



ふぅ…


危なかった。



永「…」

マ「…え？な、、なんでしょうか…」

永「マネさん、なんか隠してるやろ」

マ「えっ！！いやいやなにもないし！」

永「相変わらず嘘下手やなぁ。一つだけ言っときますよ？」

マ「へ？」



永瀬は俺の耳元に口を近づけてこう言った。



永「俺に隠し事したらどうなるかわかりませんよ…」

マ(ぞわぞわっ…)

永「じゃ」



めちゃめちゃ寒気した。


鳥肌立ったわ。


これはバレるのは時間の問題かもよ、平野…






平野side

ガチャ


平「みんなまだ来てないんだ」



俺が一番乗りだったみたい。


早起きしたものの、さっき点滴と車の中で寝たからそんなに今は眠くない。


それに点滴のおかげで体もかなり楽。



平「やっぱり点滴ってすごいよな」



舞台中も点滴だけで乗り越えたこともあったくらい、今まで何度もお世話になってる。


情けないけどね。



平「俺顔色とか大丈夫だよね？」



みんなが来る前に鏡でチェック。

顔色と隈はファンデーションを軽く塗って隠した。


心配かけたくないもん。



平「よしっ」




ガチャ


岸「おっ、しょうおはよ！」

平「お、おはよ！」

高「おはよー！」



こうやってみんなと会うのも久々かもしれないな。

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