俺らが紫耀を守るから42

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平野side

平「…ぅ、、はぁ…」



みんなが楽屋から出て行った後、ソファから動けずにいた。


海人やみんなにあんな顔させて、
俺最低だ。


自分でも今まで以上に体が疲れてることは自覚してたけど、まさか仕事中に寝ちゃうなんて。



平「…はは…」



もう自分に呆れて笑いが込みあげてきた。


もし、King & Princeの評判が俺のせいで落ちるようなことがあったら…

俺センターなのに、、何やってんだろほんと。



コンコン
ガチャ

ス「えっ、あっ平野さん！まだいらっしゃったんですか？！」

平「…あっすみません」



スタッフさんが楽屋を片付けにきて、ようやく腰を上げた。


もう30分も経ってたんだ…



平「…あの…」

ス「はい」

平「今日は…本当にすみませんでした…」

ス「へ？あー全然大丈夫ですよ！今お忙しいしお疲れですよねっ、ご無理なさらないでくださいね」

平「ありがとうございます。お疲れ様でした」



俺らは本当にいいスタッフさんに囲まれてる。

なのにご迷惑かけることして、なにやってんだよ。



平「どうしよ…」



あんなことがあったばかりだし、家には帰れないよな。

みんなに合わす顔もないし。




Pull…


平「え？…はい」

マ(あっ、、平野？)

平「…」

マ(大丈夫か？…なんか、あった？)

平「……俺が悪いから…ごめんなさい」

マ(平野…。なんでもいいから、悩んでることがあるならいつでも相談してくれな？)

平「ありがとうマネさん」



マネさんにまで心配かけてる。

ごめんなさい。俺がダメダメだから。




今日はホテルに泊まろう。

家には…帰れないから。







平「ふぁっ……もう、、ダメ…」



ホテルについて簡単にシャワーを済ませると、空腹なんかよりも睡魔が限界で、飲み込まれるように眠りに落ちた。






・






平「…ん…もう朝…」



部屋の中が明るい。

あれ、ここどこだっけ。




そっか、ホテルに泊まったんだ。



平「…早めに寝たのに…全然疲れが取れてない」



起きたばかりなのに眠くて眠くて仕方ない。



平「仕事……みんなと会うのか…」



みんなに連絡してないけど…心配してるかな…



スマホを見ると、神から数件電話が来ていた。
みんなからメッセージも。


全然気づかなかった。



平「……ふぁっ……行くか…」



仕事を放り出すわけにはいかないもん。



ーー
皆さま、沢山のご評価とハートありがとうございました！

すごく嬉しくてもう一話更新しちゃいました(*^^*)

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