7 ページ48
神宮寺side
俺らの我慢も限界だった。
楽屋に戻ったら問い詰めようと思っていたら、それよりも先に廉が紫耀の腕を掴んで歩いて行って、俺らもその後を追いかけた。
永「どういうつもりやお前…、自分が何したかわかってるんかっ…」
平「…」
廉に突き飛ばされて床に倒れた紫耀は、俯いたまま顔を上げようとしない。
岩「皆さんにどれだけ失礼なことをしたかわかってる?」
平「…」
永「なんか言えやっ!」
平「…ごめん」
永「ごめんごめんって……それしか言えへんのかっ!」
廉のイライラもよくわかるし、俺も正直紫耀にはムカついてきていた。
疲れているだけなのかなって思ってたけど、ここまで来ると許されない。
永「なぁっ!メンバーに頭下げさせてさっ、気持ちいいか?恥ずかしないんかっ?なぁっ!」
岸「れん落ち着け。とにかくマネさんには報告したから。しょう、よく考えろ。あと、今日はちゃんと帰ってこい」
平「…」
岸くんがまだ怒りが収まりそうにない廉を連れて先に楽屋を出て行った。
高「…しょうなんか…大っ嫌い」
岩「海人、いこう」
玄樹が海人を連れて出て行って、楽屋には俺と、未だ床に倒れたままの紫耀だけ。
親友として、俺からもちゃんと言わないと。
神「…しょう」
平「……じん、、ごめん」
神「……どうしちゃった?お前らしくないよ。体調悪いの?」
平「…ううん」
神「それなら、ただ気が緩んでるようにしか思えない。今のしょうを、俺は好きになれないよ」
平「…」
それだけ言って楽屋を後にした。
ガチャ
岩「……帰ってきたみたい」
岸「…だな」
リビングにいると、玄関の音で紫耀が帰ってきたんだとわかった。
そのまま部屋に行ったみたい。
高「…はぁ」
岸「あいつの飯は冷蔵庫入れとくか…」
みんなの空気も最悪。
なんかやだな。
それから数日間、紫耀とは別仕事で顔を合わせることもなかったし、誰も話題に出さなかった。
まさかあんなことになるなんて。
その日は久々に全員での仕事だった。
楽屋にいたらマネさんから電話がかかってきたんだ。
マ(神宮寺か?!平野知らないかっ?!)
神「え?家だと思うけど」
マ(それがっ、、迎えの時間になっても来ないし、何度電話しても出ないんだ!)
なんとなく、凄く嫌な予感がした。
ーー
ついにクロサギが始まりましたね!
今までにない紫耀くんの役どころが新鮮で、面白かったしカッコよかったです(*^^*)
207人がお気に入り
「平野紫耀」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - ピーさん» ピーさん、ありがとうございます(*^^*)37章のですね!お話また考えてタイミング見て書いてみます(*´∀`*) (2022年10月25日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ピー(プロフ) - はい!37章のです!!よろしくお願い致します^ ^ (2022年10月25日 0時) (レス) id: 4f77c60873 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 朝日奈未来さん» 未来さん、リクエストありがとうございます!クロサギの撮影中にってことですかね?承知いたしました!リクエスト溜まり中なので放送中に書くのは難しいかもですが、お話考えてみますね(#^.^#) (2022年10月24日 18時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈未来 - 久しぶりにリクエストいいですか?平野くんがクロサギで高熱を出してしまいそれで倒れてしまいます女優の黒島結菜さんもなど出てほしいです (2022年10月24日 18時) (レス) id: bb68a0d61a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 朝日奈未来さん» みらいさんお久しぶりです〜!!クロサギよかったですよね(^O^)/紫耀さんの演技に泣きそうになりました!毎週金曜が楽しみです(#^^#) (2022年10月24日 18時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2022年9月17日 12時