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平野side
平「…お疲れ様でした」
マ「…あっ、、」
平「…マネさん…なんか変ですよ?」
マ「いや…」
迎えに来てからただただ挙動のおかしいマネさん。
くたっとシートに沈みながらもなかなか発進しないな…と思ってパッと顔を上げると、ミラーに俺を睨みつけてるの?ってくらい怖い顔のマネさんが映ってるし、
車の中ではサングラス取ったらとか急に言ってくるし、
取ったらきっと体調悪いのバレるってことくらい俺だってわかってるから、もちろん取らなかったけど。
平「じゃあ、、おつかれっす…」
マ「あっ待って!」
平「…もぉ、、ほんとなに……え?」
マ「……」
後ろを振り向くとズンズンと迫ってくるマネさん。
えっなに?なになに?!
平「…えっ?!!…あっ!」
マ「…はぁ…やっぱりか」
怖くて動けずにいると、パッとサングラスとマスクを外された。
マ「平野……なんで黙ってた」
平「…」
マ「仕事できてるのが信じられないくらい顔色やばいぞ…。結構きついだろ」
平「…それは…」
うん、しんどかった。
仕事中何度もふらついて、休みたい、帰りたいって思っちゃった。
マ「平野ぉー……俺はマネージャーとしてお前らのことをそばで見てきた。しんどい時には頼ってほしいって伝えてきたつもりだったし、特に平野は無理しがちだから。ちゃんと言って欲しかったな。けど、俺も気づいてやれなかった。ごめん」
平「マネさん…」
マネさんはこれっぽっちも悪くなんかないのに、、そんなに謝らないで。
マ「メンバーは知ってるのか?」
平「…(フルフル)」
マ「…そっか。病院は?」
平「……(フルフル)」
マ「だと思ったよ……。それはしんどかっただろ」
平「…(…コク)…うっ」
なんでだろ。
俺が勝手に一人で我慢しただけなのに、、マネさんに優しい言葉をかけてもらっただけで涙が止まらない。
平「…ううっ、、ゔーーっ…」
マ「ごめんな。しんどかったな。もう大丈夫だから」
平「…マネさんっ…」
優しく抱きしめられて、マネさんは俺よりもガタイがいいから包み込まれてるみたいですごく安心する。
マ「明日の仕事昼からだから、その前に一緒に病院いこう」
平「…んっ」
一人で行くのは絶対嫌だった。
病院嫌いだもん。
でもマネさんが優しく微笑んで一緒にいこうって言ってくれて、自然と頷いてた。
俺だけの体じゃない、家族や友達、メンバー、俺が倒れたら悲しむ人たちがいるんだもんね。
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晴はる(プロフ) - ピーさん» ピーさん、ありがとうございます(*^^*)37章のですね!お話また考えてタイミング見て書いてみます(*´∀`*) (2022年10月25日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ピー(プロフ) - はい!37章のです!!よろしくお願い致します^ ^ (2022年10月25日 0時) (レス) id: 4f77c60873 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 朝日奈未来さん» 未来さん、リクエストありがとうございます!クロサギの撮影中にってことですかね?承知いたしました!リクエスト溜まり中なので放送中に書くのは難しいかもですが、お話考えてみますね(#^.^#) (2022年10月24日 18時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈未来 - 久しぶりにリクエストいいですか?平野くんがクロサギで高熱を出してしまいそれで倒れてしまいます女優の黒島結菜さんもなど出てほしいです (2022年10月24日 18時) (レス) id: bb68a0d61a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 朝日奈未来さん» みらいさんお久しぶりです〜!!クロサギよかったですよね(^O^)/紫耀さんの演技に泣きそうになりました!毎週金曜が楽しみです(#^^#) (2022年10月24日 18時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2022年9月17日 12時