策略3 ページ24
その教授の言いようは
まるで…
「脅し…
とは“神”のなさりようでは
ないんじゃないんです？」
ささやかな抵抗…
「…人質取るとは、
「“脅し”？“人質”？
どう取るかは君の自由だが…
“神”を“神”とも思っていない君には
有効な手立て、だと思わんか」
クッと笑う教授は“神”なんかじゃない…
「誰が“神”なんて言ったんだか…
どう考えてもラスボスで…
“サタン”じゃない…」
「君からお褒めの言葉を頂けるとはね…
で、返事は？
“黒猫”、、くん？」
どこまでも、腹が立つ！
返事も決まってるのに
この言いよう！！
「…着替え、、用意してないので…」
「…ほう、賢い選択だ
もう少し抵抗してくるかと思ったが…
1時間後に出る」
腑が煮えくり返っていた
何も返事をせず大会議場を後にした
その間、
あの空間で皆が固唾を飲み
息さえできず
あたしと教授のやり取りをジッと
ただ、見ていた…
誰も何も言わず
口も出さず…
「では、解散…」
教授が会議室を静かに出て行った
ハッとしたかのように
「かっ、かいさんっ！」
黒崎の声が響き渡る…
その声に
皆が一斉に呪縛を解かれたかのようであった…
息を詰めていた幾人の者が
ほおーっと大きく息を吐く
「なんか…
次元の違うバトル…だった、よな？」
「なんで教授にあんな口聞けるんだ？」
「そりゃあ、彼女自身が
“悪魔”
だからじゃねーか…？」
その会話を聞いていた者全てが
妙に納得し
再認識させられた…
彼女は“悪魔の手先”などではなく
“悪魔”
そのものなんだということに……
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美紀 - 嵐大好きです二宮君と櫻井君寄りのオールです最高です嵐のドラマも大好きです (2019年4月11日 9時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ふっくー(プロフ) - 一応言っときます機械ではなく器械です (2019年2月14日 7時) (レス) id: cb4e0b6e44 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - しろさんありがとうございます！書き甲斐があるってもんです！まだ続いていきますのでよろしくデス！ (2018年7月4日 22時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 渡海先生が主人公ちゃんを強く想う気持ちが伝わってきました。そして、自分のことよりも周りの人を助ける主人公ちゃんの姿にとても感動しました！ (2018年7月4日 18時) (レス) id: 1fd63b4fae (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - そうなのそうなの！渡海先生！助けてね！ (2018年7月4日 13時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千華 | 作成日時：2018年6月28日 0時
