新たな道36 ページ36
病院に着き、早速検査にかかる…
「寝てていいから、な？」
あたしの手をきゅっと握りキスを落とすせーしろー
「ん…ちょっと、寝て…いい？
「ああ…珍しいな、、どうした？
「夢見が…
「悪かった、のか？」
ん と返事をする
「…家でじっくり聞いてやる、、ん、寝とけ」
その言葉を聞いて…
あたしは直ぐに眠ってしまった、、
「夢、、なあ…
「どうした、…珍しく、、眠っているのか
「ああ…夢見が悪かったんだと
「ほう？
「魘されてはなかったんだがな…ってことは、、」
きっと…
Aの過去に関係すること、だろう…
「まあ、いい…今、は…
「始めるか
「ああ」
あたしが眠っている間に色んな検査が終わっていた
「A…、、起きれるか？…A」
あれ…
ここ、、ど、こ、、？
「…せー、、？
「ん、起きれるか？すんげぇ寝てたけど…
「、、ぁ、
「くく、そっか…ここ、まだ病院、な」
笑いながらあたしにちゅっとキスをして…
「ちょっと起こす…な、…大丈夫そう、か？」
どれくらい寝たのかわからないけど、、
夢も見ずに眠れていたからか、すっきりとしていて
気分も悪くはなかった
「…大丈夫、そう…、、いっぱい寝ちゃったから
頭すっきりしてる…
「なら、いい…ちょっと、な…移動する」
車椅子に乗り征司郎が押す
「ああ…来たか、、顔色は…いいな
「おとーさん、ごめんね…いっぱい寝ちゃった
「イヤ…粗方済ましてしまったからな、」
MRI…
「…コレ、、苦手…
「んー…悪ぃな、、ちょっとガマンして、A」
前の時、気分悪くなった…
あのイメージがあってちょっとニガテ、かも…
「ん、よいしょ…ここに寝て、、あっちに居るから
ちゃんと…見てるからな、A」
頭を撫でて優しい笑みを浮かべる征司郎…
ふっと息を吐き頷く
「せー…
「ん？
「後で…ぎゅーして、、
「ああ…わかった、、イイコ…」
せーしろーが出て行き検査が始まった…
ああ、、やっぱり…苦手、かも…
あたし…狭いの苦手、だった、、？
イヤな思い…
モヤっとする…
目を閉じる…
ああ…そうか、、、
忘れていた記憶…忘れたかった記憶…
最近、夢を見るから余計…だ、、
母親と暮らしていた…遠い遠い記憶、、
いつまで、、こんなに苦しめるの？
もう…忘れてしまいたい
今は…あたしにも家族が居て幸せなのだから、、
「もう…出て来ないで、、ママ…」
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ちい(プロフ) - お話移行します！またよろしくお願いします！ (2018年11月17日 1時) (
レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - みことさま！ありがとうございます！黒猫ちゃんは渡海先生いるから、きっと大丈夫！ (2018年11月15日 6時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - 黒猫ちゃん、大丈夫だよ！渡海先生がそばにいるからね！がんばって！ (2018年11月15日 0時) (レス) id: d2c733839c (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ゆりさま！ありがとうございます！渡海先生…頑張ります！ (2018年11月14日 21時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 渡海先生頑張れ！黒猫ちゃん救って！ (2018年11月14日 16時) (レス) id: badad58bc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千華 | 作成日時：2018年10月3日 21時
