新たな道25 ページ25
ーーー
ーー
クリニックから車でしばらくして…
「…え？あれ、が…お家？」
「そうよ！気に入ってくれた？
ハルエは気に入ってくれたの、Aはどうかしら？
「…アン、急かしたらダメだよ」
「…かわいい、、なんか…お話に出てきそうな…
、、せーしろーに…似合わない、、かも
「ほっとけ、オマエが気に入って住みやすけりゃ
それでいいんだよ、オレは別にどこでも寝れる…」
本当にかわいいが第一印象…
如何にも外国風の建物(イヤ、カナダなんだけど)
庭はイングリッシュガーデンで…
「うわぁ…お家、光…かわいいね、、
「ちゃんとヒカルのお部屋も用意したのよ
「ありがとうございます…何から何まで、、
「いいの、いいの…
でも、私の趣味で揃えてしまったから…
ドクターに聞いても『何でもいい』
しか言わないし」
ああ、、そうだろうなあ…
せーしろー、“仮の住処”としか思ってないだろうし
「あ？住めりゃいいだろ、、オレは…
「ん？なに？
「イヤ…あの家が、な…基本、好きだから…
だから、あとは何処でも一緒…」
せーしろー…
「…あたし、も…そう、かも…
あの家…せーとあたしのお家…だし、ね」
せーしろーに抱きつく
「ん？
「また、、いつか…帰ろうね、、
「…ああ、…だな、」
それはいつの日か
“東城大”へ…おとーさんのところへ戻る、
ということで…
「オマエの体が良くなって、“黒猫”が堂々と
オレの横に立ってオペ室に居る…そうなったら…
、、考える…さ」
それは…いつになるだろう、、
征四郎もあたしも…答えが出ない、、
「せーはちゃんと…お仕事、してね……
「あ？しねぇ
「ちょ、だって…収入なかったら、、
あたしと光、路頭に迷うっ
「んなにヤワじゃねぇ、
まだ蓄えあるから気にすんな
「…せーしろーのお給料、、怖くて聞けない…
「は？聞きゃあいいじゃねぇか
「いい、やめとく…」
いつのまにか車が止まっていて
おかーさんも頭取夫婦も降りていて
誰も居なかった…
「…いつ、、着いた、の？
「だいぶ、前…
「言ってよ…せーしろーの、、
「あ？それ以上言ってみろ、A
どうなるか、、、」
「アンタ達！いい加減になさいっ！全くもうっ！」
おかーさんの家から呼ぶ大声に二人で車を降りる…
「続きは後だ…Aチャン」
にっと笑うせーしろー…
せーしろーの地雷を久々に踏んだ事に
顔を蒼褪めさせるAなのでした…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1019人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちい(プロフ) - お話移行します！またよろしくお願いします！ (2018年11月17日 1時) (
レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - みことさま！ありがとうございます！黒猫ちゃんは渡海先生いるから、きっと大丈夫！ (2018年11月15日 6時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - 黒猫ちゃん、大丈夫だよ！渡海先生がそばにいるからね！がんばって！ (2018年11月15日 0時) (レス) id: d2c733839c (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ゆりさま！ありがとうございます！渡海先生…頑張ります！ (2018年11月14日 21時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 渡海先生頑張れ！黒猫ちゃん救って！ (2018年11月14日 16時) (レス) id: badad58bc8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千華 | 作成日時：2018年10月3日 21時
