新たな道17 ページ17
せーしろーの胸に抱かれて…
ここは本当に息のつける場所だ…
けれど…
「…どーした？ん？」
思わずせーしろーの背中に回していた手に
ぎゅっと力を入れてしまって…
せーしろーが気づかぬはずもなくて…
「…ううん、、なんでも
「なんでもねぇはずねぇだろ、何思った、A」
えっと…
「ん？またどーせ、つまんねぇこと思ったんだろ？
「ぅっ…だから、ね…なんでも
「ねぇ、じゃねぇ…はあーっ…、オマエ…、、
腹にまた一つキズが増えた…って、、図星か」
何にも言ってないのに…
「オマエは…わかりやすいんだよ
「…それ、、おとーさんにも…言われた、、
「あ？チっ、んとに…オッサン、いい加減にしろよ
Aの体も…心も、全部…オレんだろ」
ちょっとご機嫌ナナメなせーしろー
「…うん、せー、の…だよ…
「だったら何にも気にすんな、オレも光も
なーんにも気にもしねぇわ…
言ったろ？そのキズ一つ一つオレが治してきた…
むしろ…な
「え？
「ありがと…な、さっきも言ったけど…
やっぱ、な、うれしいわ…自分にガキがいるって
「せー…」
ぎゅっと力を込めて抱きしめてくれるせーしろー…
「せー…せーはあたしの光、なの…
あたしを…照らしてくれるの…
親にも愛されなかったあたしに、いーっぱい…
愛情をくれる…況してや家族も…
おかーさんにおとーさん、“光”も増えて…
あたしこそ、ありがとうなのっ、、」
あたしを覗き込むせーしろーは…
写メに収めたいくらいの綺麗な微笑みを浮かべ
あたしの涙を指で拭ってくれる…
「そっか…なら、もう、つまんねぇこと
考えんなよ、A…
「ん…」
ちゅっと優しくキスをしてくれる…
「…せー？
「ん？
「あのね…光見た時、ね…小さいけどね
なんか天使みたいだなって思ったの
せーとね、あたしに…天使が舞い降りたって…
うれしかったの、、だから…あたしも…
せーしろー…ありがとっ」
こらえきれずポタポタと涙が溢れてくる…
「くくく、ありがとうの言い合いっこだな…
ま、幸せってことで、な？」
ふふっと笑いあうせーしろーとあたし…
突然ノックもなくドアが開く
「まー、アンタ達、相変わらずね
征司郎はどうでもいいけど、
Aちゃん、具合どう？それと、おめでとうね」
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ちい(プロフ) - お話移行します！またよろしくお願いします！ (2018年11月17日 1時) (
レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - みことさま！ありがとうございます！黒猫ちゃんは渡海先生いるから、きっと大丈夫！ (2018年11月15日 6時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - 黒猫ちゃん、大丈夫だよ！渡海先生がそばにいるからね！がんばって！ (2018年11月15日 0時) (レス) id: d2c733839c (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ゆりさま！ありがとうございます！渡海先生…頑張ります！ (2018年11月14日 21時) (レス) id: 07fcf4fbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 渡海先生頑張れ！黒猫ちゃん救って！ (2018年11月14日 16時) (レス) id: badad58bc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千華 | 作成日時：2018年10月3日 21時
