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剛典「よく頑張りました」
『うん、』
剛典「１人で帰れる？」
『…うん』
剛典「本当に？」
『ガンくん、ありがと』
心配そうなガンくんに背を向けて歩き出す
prrrrr-
「ちはる？」
『あらん、塾終わったよ』
あらん「ん、お疲れ様」
『今から病院行くね』
あらん「暗いから、家帰れ」
『……いや、』
あらん「嫌じゃない、ダメ」
『やだ…っ、会いたい、もん』
あらん「ばかそれ言うな」
『行くから！』
ブチッ、て電話を切って病院に向かう
あらんなあ、危ないから来んな
あらん俺お前のこと送ってやれないんだよ?
病院の入口の自動ドアの向こう側に見えたあらんの姿
すごく心配そうな表情で、私と目が合った瞬間に泣きそうな笑顔に変わった
『あらんっ、…ごめんなさい、でもっ、！』
苦しいくらいに抱きしめられる
あらん「ほんとばか、…ばかじゃねぇの」
『ごめん…、』
あらん「…襲われたらどうすんの
俺がついてないとこんな可愛い女すぐ声かけられっぞ」
『可愛くないし…、みんな見てるよ』
あらん「ちはるが悪いんでしょ」
『部屋行こ』
若い女の人達はあらんのことを知っているみたいで、たまに黄色い声が聞こえる
病室に戻ると少し怒った様子で私を見つめるあらん
『…ごめんなさい』
あらん「来てくれんのは嬉しいけど、なんかあったらどうすんの？」
『…っ今日は、久しぶりに塾行って、思い出しちゃって、あらんに会いたくなったから…来た』
あらん「知ってる、全部わかってる
でも俺はもうお前がひどいことされて泣いてるとこ見たくねぇの」
『…ごめん、』
あらんはいつも自分の気持ち最優先に見えるけど、実は私のことをすごく考えてくれていて、私の気持ちと自分の気持ちと今の状況を同時に考えられる大人
私は自分が会いたくなったから、とか、いつも自分がってそればっかりで、私の心配をしてくれるあらんの気持ちを考えることが出来なかった子供
だから私は私が嫌い
なんで、いちばん笑っててほしい人にこんな顔させてるんだろう
あらん「でも、来てくれてありがと」
『………うん』
あらん「そんな顔すんな、」
『…ごめん、なさいっ…』
泣きたくないのに、あらんの前だと涙腺がおかしくなる
ぎゅってしてくれるあらんの胸に顔を埋めた
私は相応しくない…
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の(プロフ) - 界隈等離れていたらすみません🙇♀️Twitterでフォローしてる妄想垢さんが最近公開なさった作品が始まり方がちゃらんさんの俺のモノの完全に同じでしてこの作品が大好きなのでモヤってコメントさせていただきました (10月9日 11時) (
レス) id: 728794508a (このIDを非表示/違反報告)
HARMY(プロフ) - この作品が大好きでもう4回読んでいます☺️またの更新お待ちしてます💕お身体に気をつけて頑張ってください！💪 (2022年1月30日 1時) (レス) id: 63426db2ec (このIDを非表示/違反報告)
ベリア(プロフ) - はじめまして。語彙力がなくてうまく伝えれないのでとりあえず更新待ってます！最後の更新からだいぶ経ってますがまた更新させる事を願って気長に待ってます。 (2021年2月1日 1時) (レス) id: a9aa38cf0e (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新気長に待ってます(；＿；) (2019年12月1日 21時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐 - 見てて面白い。みんなで読みます (2019年8月6日 10時) (レス) id: 40e99f5c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃらん
| 作成日時：2018年11月13日 23時
