ちっちゃなしげちゃんのおはなし

ごっつん ページ12

濱田side






今日はみんな仕事とか買い物とかで、俺と大毅で留守番。







俺はさっき食べ終わったお昼ご飯の皿を洗っていた。







すると、







どんっ！








っと、でかい音が廊下から聞こえた。







その数秒後、







大毅「んわぁ〜ん！泣」







あらあら、嫌な予感。







急いで駆けつけると、階段の前に立って大泣きする大毅を発見。






濱田「だいき、どうしたん？」







大毅「んﾋｯｸ、だいちゃ、あたま、ごっつんしたぁの泣」







どうやら階段で頭をぶつけてしまったらしい。







濱田「そうなんか、見してみ？」







前髪をどかしておでこを見てみると、たんこぶができていた。







濱田「たんこぶできとる。だいき？この前階段のとこ1人で行っちゃあかんって言うたで？」








大毅「ん、泣」







濱田「痛い痛いなるの嫌やったら、お約束守ろ」







大毅「うん、ごめんらさぁい泣」







抱きついてきた大毅を抱っこして、







濱田「ごめんなさい、言えて偉いな？」







そうやって慰めるとだんだん笑顔が戻ってきた。







あかんことは あかんって伝えてあげるのはろんまに大事やな。って思った1日でした。

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