ちっちゃなしげちゃんのおはなし

散歩 ページ1

濱田side






今から俺は大毅と一緒に散歩してきます〜。








濱田「だいき？準備できたか？」







大毅「できた！」







濱田「よし、お出かけする時はみんなになんて言うんやったっけ？」








大毅「んーっと、あ！みんな！いってきます！」







中間「いってらっしゃい！」







桐山「気をつけてな？」







神山「はまちゃん頼んだで〜」







濱田「はーい笑」








元気よく家を出発した。







大毅「あ！見て？とりさん飛んでる！」








濱田「ほんまや！よう見つけたなぁ」








大毅「んふ、だいきも飛びたい」







濱田「え？だいきも飛ぶん？笑」







大毅「うん！だいきな、5歳になったら羽生えんねん！」








濱田「ほんまに？笑」








大毅「ほんま！」








そんな可愛いことをいいながら、繋いだ手が離れそうになるくらい元気よく走る。








濱田「だいき〜車来るから走らへんよ？」








大毅「はぁい」








はしゃぐときは ほんまにはしゃぐけど、注意をすれば1度で聞いてくれるええ子やねんなぁ。








そのまま歩くこと20分。








大毅「はまちゃあ、だいきつかれた。だっこぉ」








濱田「え〜？もうだっこなん？」








大毅「ん、だっこだっこぉ」








え、おねだりだいちゃんかわいすぎやろ。







濱田「しゃあないな、よいしょ」







大毅「んふ、やったぁ」







3歳にしては結構歩いたほうなんかな？








はしゃぎすぎて、大きめのキャップを取ると、おでこに前髪が汗でぴたっとくっついていた。








濱田「お家帰ったらお風呂入ろうな？」







大毅「んふ、わかった」







そのまま抱っこで家まで帰る。







濱田、大毅「ただいま！」








小瀧「おかえりって汗びっしょりやん笑」







玄関で出会った望に言われる。






濱田「そうやねん、風呂入れてくる笑」







小瀧「おれ入れてくるよ、はまちゃん休憩しててええよ〜」








濱田「お、ほんま？助かる〜わ」







そのまま大毅を望に託した。

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