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Aside
rrrrrrr
朝5時。携帯のアラームの音で起きた。懐かしい匂いがする。ふとベッドの下を見ると、いづみがソファーで寝ていた。それを見て何となく予想できた。昨日飲みに行って、飲みすぎて潰れたんだなって。それで茅ヶ崎と先輩はここまで連れてきたんだなって。お礼のはずだったのに申し訳ない。
今日は幸いにも休日。そして朝も早い。劇団の方々が起きるまでまだ時間もあるだろうと思い、いづみに一応メールをいれて一度家に帰ることにした。
そして風呂入って、着替えて再び寮に来たのは朝7時。なんとなくでしか寮も覚えてないので、いづみの部屋に戻ろうとした。
「お前、誰だ」
後から肩を掴まれ、声をかけられた。まぁ見たことない奴が居たらそうなるよな。それもいづみの部屋の近くだもんな。
「立花A。いづみの妹。昨日酔いつぶれたらしく、泊めてもらいました」
自己紹介しながら振り返ると、金髪メガネの少々ガラの悪い方。でもどっかで見たことあるんだよな。覚えてないけど。
「…あぁ、Aか。相変わらずだな」
「相変わらずって？」
「お前も覚えてないのかよ」
深いため息をついて言う金髪メガネ。その反応するってことは、やっぱり会ったことあるよね？お前もってことは、いづみも覚えてなかったのか。じゃあ私がわからなくても仕方ないよね。
「古市左京、秋組だ」
忘れるなよと笑う古市さん。やっぱ見たことあんなぁ。
「あ、左京か！ガラが悪くなってて、思い出せなかった」
小さい時、よく遊んでもらってた左京。確かいづみのことが、好きなんだっけ？今はわからないけど。よく呼び捨てで、お父さんとかに怒られてたなぁ。
「お前は相変わらず、女らしくないな。談話室行くか？」
いづみの部屋に行こうとは思ってたけど、もしいづみが起きてていなかったら次の行動ができない(いづみが起きてるとは思えないけど)。なら今、左京と一緒に談話室に行った方がいい判断かも知らないな。
「行く。連れてって」
そう言うと左京は「着いてこい」とだけ言って、先に歩き出した。歩幅が大きいからやっぱり早いなぁと思ってたら、急に左京の歩くスピードが遅くなった。ガラが悪くなっても、優しいのは変わってないんだ。なんとなく嬉しい。
「左京さん、おはようございます。……後ろの彼はお知り合いですか？」
談話室に入ると母親っぽい人に、キッチンから声をかけられた。
「こいつ、監督の妹」
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てら(プロフ) - 自分にも似た様な経験があるので主人公の気持ち痛いほど良くわかります。主人公がまた職場に戻って欲しい気持ち半分、無理しないで欲しい気持ち半分です。この暖かい環境で主人公がまた心から笑える日を楽しみにしています。続き楽しみにしています、頑張ってください！ (2019年10月14日 23時) (
レス) id: dc9ce9c8b0 (このIDを非表示/違反報告)
ginmikoto(プロフ) - 上司に殺意が湧きました。至さんも千景さんもツートップで推しなので恋愛でどちらかを選ぶなんて、私はおそれおおくて出来ませんね笑。でも、更新すっごく楽しみにしてます！頑張ってください！そして至さんの教育係の人に惚れました。笑 (2019年4月4日 0時) (レス) id: 91596e022c (このIDを非表示/違反報告)
椏萌☆紅弥 - これは泣くな。(確信) この話や読んだら寝ようと思っても続きが気になって更新されてる分全部読んじゃいました笑 頑張ってください！ (2018年10月22日 23時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
夢花（仮垢） - やばい…たるちもチカちょんもイケメソすぎるて。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 千景さんかっこいい…頑張ってください！！ (2018年6月14日 21時) (レス) id: dc516c7501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李人 | 作成日時：2018年5月12日 10時
