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一昨日は楽しかった。久しぶりにいづみにも会えたし、まさか左京にも会えると思ってなかった。茅ヶ崎ともゲーム出来たし。
昨日は1日中、家にこもって公演映像を一通り見てた。お父さんの時とは違う魅力がある。新生MANKAIカンパニーもいいなと思った。
そしてまた、１週間が始まる。気合を入れる為、自分の両頬を叩いた。よしっ！と声を出し、エレベーター前に通じるドアを開けた。
「おはよ、立花」
「茅ヶ崎、おはよう」
開けたらすぐ近くのところに茅ヶ崎がいて、携帯をいじってた。茅ヶ崎が階段側にいるのは珍しいし、最近では1人なのも珍しい。
「今日は千景さんと一緒じゃないんだ」
「……先輩なら、後から来るよ。そんなに先輩のこと、気になるの？…………だし」
ちょっと不機嫌なオーラを感じた。最後の言葉は聞き取れなかったけど、聞き返しちゃいけないのは雰囲気で分かる。
「茅ヶ崎が1人なんて珍しいなって。時間もいつもより早いし」
「…立花を待ってた」
急に真剣な顔で言われたので驚いた。思わず「は？」と返しちゃったし。
「嘘だよ、冗談。本気にした？」
「心臓止まるかと思ったよ」
「それは困るな」
いつも通りの笑顔に戻って言う茅ヶ崎。一昨日は何かしたのかと不安だったけど、杞憂だったらしい。良かった。
「じゃあ、今日も仕事頑張るか！」
そう言いながら茅ヶ崎の背中を軽く叩き、デスクへ向かった。先週の金曜にできなかった仕事を優先に片付けていく。横に積み上がってる書類が、減っていくのは気持ちいい。たまに思いっきり増える時はあるけど……。
「A、お疲れ様」
今日は上司からの無茶振りもなく、怖いくらい順調に仕事が進む。これなら定時で帰れるなと嬉しく思ってた頃、千景さんが珈琲とチョコレートを私のデスクに置いた。そして周りは若干、ザワザワし始めた。
「お疲れ様です。珈琲とチョコ、ありがとうございます」
千景さんは甘いものは食べないから、持ち歩かないのかと思ったので意外。
「千景さんがチョコって、珍しいですね」
軽く笑いながら言ってみた。今日はこんな風に、誰かと関係ない話をする余裕がある。まぁ、部長に見つかったら後でネチネチ言われるんだが。
「んー。お詫びの気持ちかな」
千景さんはいつものお得意の冗談を言ってる時の表情ではなく、真剣な表情で言った。
「俺、明後日から海外出張なんだ。だから守れないお詫び」
そう言ってニコッと笑った千景さんは、とても悲しそうに見えた。
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てら(プロフ) - 自分にも似た様な経験があるので主人公の気持ち痛いほど良くわかります。主人公がまた職場に戻って欲しい気持ち半分、無理しないで欲しい気持ち半分です。この暖かい環境で主人公がまた心から笑える日を楽しみにしています。続き楽しみにしています、頑張ってください！ (2019年10月14日 23時) (
レス) id: dc9ce9c8b0 (このIDを非表示/違反報告)
ginmikoto(プロフ) - 上司に殺意が湧きました。至さんも千景さんもツートップで推しなので恋愛でどちらかを選ぶなんて、私はおそれおおくて出来ませんね笑。でも、更新すっごく楽しみにしてます！頑張ってください！そして至さんの教育係の人に惚れました。笑 (2019年4月4日 0時) (レス) id: 91596e022c (このIDを非表示/違反報告)
椏萌☆紅弥 - これは泣くな。(確信) この話や読んだら寝ようと思っても続きが気になって更新されてる分全部読んじゃいました笑 頑張ってください！ (2018年10月22日 23時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
夢花（仮垢） - やばい…たるちもチカちょんもイケメソすぎるて。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 千景さんかっこいい…頑張ってください！！ (2018年6月14日 21時) (レス) id: dc516c7501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李人 | 作成日時：2018年5月12日 10時
